『哀愁の湖』の名匠、ジョン・M・スタール監督による戦争ドラマ
ストーリー:舞台は第二次大戦中の北アフリカのリビア砂漠。タフだが情け深いイギリス第8軍のケリー軍曹(トーマス・ミッチェル)は、14人編成のパトロール隊を率いている。ケリー隊の伍長コリン・スペンス(ヘンリー・フォンダ)は引っ込み思案なカナダ人。ある日、敵を監視するという指令を受けた隊は、砂漠へと偵察に出るが、イタリア軍の戦闘機に襲われ8人が死亡。残された装甲車に乗り込み、砂漠を横切ろうとするがガソリンも切れ歩くことに…。
出演:ヘンリー・フォンダ、モーリン・オハラ、トーマス・ミッチェル、アリン・ジョスリン、レジナルド・ガーディナー
★★★★★ 内気でおとなしい男におきた、苦難と幸せ。
ヘンリー・フォンダが、内気でおとなしい兵士を演じた異色の戦争映画。コリン(ヘンリー・フォンダ)は、経歴からして、本来なら将校になれるのに、部下に命令を下すのは、性に合わないとして、あえて伍長になった。しかし、戦争は残酷なもの。ついに、彼にも試練の時がやってきた。ドイツ軍を目の前に、絶対絶命のピンチに。だがその時、彼に不思議なことが・・・。彼の、友だち以上恋人未満の彼女にモーリン・オハラ。いつも気の強い女性を演じていたモーリン・オハラにしては珍しく?優しく、おしとやかな女性を演じている。それがまた、モーリン・オハラのいつもと違う魅力を引き出していて、とても良かった。作品の終盤になるまで、どこか不死身なの?と疑問に思いながらも、見終わって納得。パッピーエンドの珍しい戦争映画。
作品の詳細
作品名:不死身の軍曹 |
原作名:Immortal Sergeant |
監督:ジョン・M・スタール |
脚本:ラマー・トロッティ |
公開:1943年1月11日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
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