ドラマ

レナードの朝

嗜眠性脳炎で、30年間半昏睡状態の患者を目覚めさせるため立ち上がる、新任医師の姿を描いた感動の人間ドラマ

ストーリー:1920年代に流行した嗜眠性脳炎によって、30年もの間、半昏睡状態のレナード(ロバート・デ・ニーロ)は、意識はあっても話すことも身動きもできない。彼に強い関心を抱いた勇気ある新任ドクターのセイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は、レナードに試験的な新薬を投与し、機能回復を試みる。そしてある朝、レナードは奇跡的な“目覚め”を迎えた・・・。

キャスト:ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ、ジュリー・カブナー、ジョン・ハード、ルース・ネルソン、ジョン・ハード、ペネロープ・アン・ミラー、マックス・フォン・シドー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ この世界の理不尽さに唯一太刀打ちできるのは

この世界の理不尽さに唯一太刀打ちできるのは(或いはそういう気持ちにさせてくれる、勇気を与えてくれるのは)愛だけなのではないでしょうか。そういう映画です。ラストのダンスシーンにその全てが集約されていると感じます。

★★★★★ 原作と二人の名優のすばらしさ

二十年以上前に見たときは、ヒューマンドラマとして素敵な感動を与えてくれました。でも、病気から目覚めたレナード氏の年齢を超えた今、見てみると、悲しみの方が大きく感じられます。子供の時から体が動かなくなり、20歳を過ぎたころから完全に意識がなくなってしまった彼は50歳を超えて現実の世界に戻ってきます。なくしてしまった人生の大半を思う彼の悲しみや憤りが伝わってきます。リルケが好きな知的な彼は、20歳の心であっても、優しさやユーモア、正義感を持ち合わせています。薬が効かなくなって、また体が動かなくなっていく悲しみは人間としてはかり知れないほどのものでしょう。オリバーサックスという医師の体験した実話を、ロバートデニーロの名演(レナード役)がさらに深い人間を演じ、医師役のロビンウィリアムスが、人の悲しみがわかる医師を演じきっています。ロビンウィリアムスは、晩年アルコール依存の治療、パーキンソン病、認知症を患い、自死しました。彼の演技の中に、彼自身の人生で経験したものがあったのだろうなと思うと、そのことも悲しくなります。すばらしい原作に、二人の名優がさらに感動を深める演技を加えてくれた、何度も見たい作品です。

★★★★★ 事実に基づいた映画

一時的に幸せを与え、その幸せを奪うことが患者にとって幸せなのか?それは本人にしかわからない。自分が患者であれば、徐々に病気に侵される恐怖に押しつぶされるはず。その中で、医師と患者が前向きに病気と闘い、自分と闘っている姿に感動しました。また、その患者の複雑な心境を絶妙に表現したロバート・デ・ニーロの演技は本当に素晴らしい。

★★★★☆ 上手い演技

ロバート・デ・ニーロ&ロビン・ウィリアムス、テイストは違えど現代の名優であるところに異存のある人は少ないのではないか。主題は重い。評価が出来ない。実話に基づく映画でもあり、なおさらだ。治癒の見込のない患者に別用途の薬品を投与し、瞬間的に「奇跡的な回復」が見られる。しかし薬効は副作用も生み、結局完治はせず…。道徳的に、医療技術的にどのような評価をすべきか専門家ではない身としては、どうにも判断しかねる。家族にしてみても、全くコミュニケーションできなかった患者が完全に回復し、時間を共有できたことは短期間であれ、思い出に残ったのではないか。しかし、なまじ完全に回復したと思えただけに、その後は残酷かもしれないが。デ・ニーロの演技は既に完成している役者さんだけに、どうこう論評することすらおこがましく感じてしまう。ロビン・ウィリアムスは過剰な演技でなく、抑えた演技を淡々とこなし、デ・ニーロの演技を受けている。やはりこの人は上手い。この二人が競演し、すばらしい演技を見せてくれるというだけで、満足できる映画である。

作品の詳細

作品名:レナードの朝
原作名:Awakenings
監督:ペニー・マーシャル
脚本:スティーヴン・ザイリアン
原作:オリヴァー・サックス
公開:アメリカ 1990年12月22日、日本 1991年4月5日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:2900万ドル
興行収入:5200万ドル
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