自分の裏切った男への復讐心に燃える女を描いたラブストーリー
ストーリー:19世紀半ばのニューオリンズ。自分を捨てて、ほかの女と結婚した男に、さまざまな復讐を企てる毒婦“イザベル”の波乱万丈な人生を描く・・・。
出演:ベティ・デイヴィス、ヘンリー・フォンダ、ジョージ・ブレント、ドナルド・クリスプ、フェイ・ベインター
★★★★☆ 映画紹介のコメントが的を得ていない
悪女、毒婦、自分を捨てた男に復讐。どれも違うんですねぇ。最初に「私を捨てるの?」「君がそうさせた」というシーンがありますが、その通り!どんな寛容な男性でもあそこまで我儘に自我を通されると捨てたくもなる。と、最初はストーリーになじめなかった。でもヘンリー・フォンダが奥さんを連れて帰ってきてからは、悪女の復讐どころか取り返そうという試みに敗れても嫌がらせはしない。ひたすら愛し続けている。ラスト近くの奥さんとの会話も、嘘はつかず真実を告げて、それで奥さんの信頼を得る。一途でひたすらで可愛いじゃないですか。ベティ・デイヴィスははまり役です。それにしても黒人奴隷を物の様に扱うやり方(それでもある意味愛情はある)は今見るとすごく違和感を感じます。こういう時代・場所に生きなくて良かった。で、何故「黒蘭の女」?
作品の詳細
作品名:黒蘭の女 |
原作名:Jezebel |
監督:ウィリアム・ワイラー |
脚本:クレメンス・リプレー、アベム・フィンケル、ジョン・ヒューストン、ロバート・バックナー |
公開:アメリカ 1938年3月10日、日本 1939年10月5日 |
上映時間:103分 |
制作国:アメリカ |
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