『映画』グランド・ホテル

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グランド・ホテル

グランド・ホテル

豪華キャストがおくる、グランドホテルで交錯する人間ドラマ

ストーリー：ベルリンの一流ホテル”グランド・ホテル”には様々な悩みや孤独を抱えた人々が投宿する。人生の縮図のようなホテルには今日も男爵と名乗りながら借金を抱えるニセ紳士や、余命いくばくもない男性、かつては名声を欲しいままにしたバレリーナ、入り婿社長や女性速記者。そんな人生の虚無を引きずった人間の交錯を描く方式「グランド・ホテル」形式を生むきっかけとなった極上の人間ドラマ。

出演：グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード、ウォーレス・ビアリー、ライオネル・バリモア、ルイス・ストーン、ジーン・ハーショルト、レオ・ホワイト

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　名作

ベルリンにある一流ホテル、グランドホテル。冒頭から色んな立場の人らが、電話で何か窮状を訴える場面が次々と映し出される。始めは何となくの事情しか掴めないのだが、観ている内に、スランプに陥った金持ちのバレリーナとその侍女、借金に困り、金持ちの真珠を狙う泥棒、他社との合併に社運が掛かっており、焦りを募らせる社長、モデル経験もある美人だが、金無しのタイピストの女性社長の会社の元社員で、余命宣告を受けた中年と何となく自体が飲み込め、登場人物が絡み合いドラマが動いていく。面白いのは製作時、二人のヒロインの個人的な諍いが起きたため、画面にこの二人が並んで映る場面は一切ないということ。しかし、そのおかげで人間ドラマとして見せる部分が整理され、より良い省略になっていると感じました。無駄な所が一切ない名作です。