伏線の効いたストーリーテリング、無駄なく揺るぎのない巨匠の演出、とすべてが一級品の犯罪サスペンス
ストーリー:犯罪心理学の教授は初老に入ってすでに功なり、アバンチュールを楽しむほどの冒険心もなく、単調な毎日を送っている。そんな男がショーウインドウに飾られた絵のモデルに強く惹かれる。ある夜、いつもは1杯の晩酌が3杯になって足元をふらつかせて路上に出ると、あの絵の女がウインドウに反射する位置に立っているではないか。こうして教授は女と運命的な出会いを果たし、犯罪に巻き込まれ、やがて、のっぴきならない事態に追い込まれていく・・・。
出演:エドワード・G・ロビンソン、ジョーン・ベネット、レイモンド・マッセイ、エドモンド・ブレオン、ダン・デュリエ、トーマス・E・ジャクソン、ドロシー・ピーターソン
★★★★★ エドワード・G・ロビンソン主演
「犯罪王リコ」を怪演したエドワード・G・ロビンソンが、彼の演技力の幅広さを視せてくれる。大学で犯罪心理学の准教授であり、かつ家族思いであり、かつ犯罪心理も演じるという微妙な役柄。知的で慎重であるにも関わらず、心理的な動揺からボロが小出しになり心理的に追い詰められていく自然さがリアル。
作品の詳細
作品名:飾窓の女 |
原作名:The Woman in the Window |
監督:フリッツ・ラング |
脚本:ナナリー・ジョンソン |
公開:アメリカ 1944年11月3日、日本 1953年10月1日 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ |
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