わたしを救ってくれたのは、40歳年上の“新人(インターン)”
ストーリー:舞台はニューヨーク。華やかなファッション業界に身を置き、プライベートも充実しているジュールス(アン・ハサウェイ)。そんな彼女の部下に会社の福祉事業として、シニア・インターンのベンが雇われる。最初は40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールスだが、やがて彼の心のこもった仕事ぶりと的確な助言を頼りにするようになる。そんな時、ジュールスは仕事とプライベートの両方で思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られる・・・。
出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、レネ・ルッソ、アンダーズ・ホーム、アンドリュー・ラネルズ、アダム・ディヴァイン、ザック・パールマン、ジェイソン・オーリー、クリスティーナ・シェラー
★★★★★ 謙虚な気持ちを思い出させてくれます
レビューの良さを見て思わず鑑賞。すっごく心がジーンと温かくなる。そして、今の自分が謙虚さや感謝の気持ちを忘れつつあることに気付かせてくれます。今の自分があるのは自分だけでなく、周りの人たちのおかげであること。いくつになっても向上心や自分の役割を大切にしていると、1日が素敵な日になることを教えてくれます。これからも時々思い出したら観たいと思える映画です。
★★★★★ 生き方のちょっとしたヒントに
ググってなんでも済ませて、素早く結果を出すことに拘ってしまう今日この頃。それとは違う生き方をベンから学べます。心に余裕をもつ。ゆっくりでも確実に進歩する。素直、正しさを求める姿勢。「ハンカチは貸すために持ち歩く」このセリフは響きましたね。明日からぜひ実践したい、生きるヒント満載の映画です。
★★★★☆ デ・ニーロの演技力で優しい気持ちになれる作品
徹底した役作りと怪演で知られるロバート・デ・ニーロが顔芸抑えまくり、さらに仕込み銃でチンピラ殺しもしない、定年を迎えやることがない「平凡なおじいさん」を演じている。これまで映画で人殺し、サイコパス、ストーカーとこの世の変質者全てを演じきったデ・ニーロにあんな温和な表情ができるとは思っていなかった。常に紳士のベンは自分より年下の者に対しても同じ目線で話し、決して高圧的に恫喝することをしない。亀の甲より年の功なんて死語の現代においてベンは人生経験豊かであり、最初は年下のやり手上司ジュールズに冷遇されながらも出しゃばらず、さりげなくフォローしていく。親子でもない、恋人でもない、若い上司に対してあそこまで親身になれるだろうか。まあなれないだろうな。所詮他人だし。会社の危機、ジュールズの夫婦の危機をこれまでの人生で培った経験で「解決」していくが、それでも決して威張り腐ることはない。大体、年齢を重ねるにつれて謙虚さを失い経験則で物事を語り、周囲の意見に耳を傾けなくなるのが老害でベンとは真逆だ。ハンカチの正しい使い方にニヤリ。久々に優しい気持ちになれる映画でした。
★★★☆☆ 気楽に楽しめます。
デ・ニーロがとてもチャーミングでシリアス過ぎず楽しめますがドラマチックな展開に欠けるのでメリハリもなくエンディングを迎えた感が拭えませんでした。
作品の詳細
作品名:マイ・インターン |
原作名:The Intern |
監督:ナンシー・マイヤーズ |
脚本:ナンシー・マイヤーズ |
公開:アメリカ:2015年9月25日、日本:2015年10月10日 |
上映時間:121分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
興行収入:1億9100万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライムで視聴する(吹替版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |