ドラマ

ファウンテン 永遠につづく愛

時を超え、なお愛し続けた二人の感動ラブストーリー

ストーリー:難病に冒された最愛の妻の命を救いたい・・・その思いだけを胸に、特効薬の研究に没頭する医師のトミー(ヒュー・ジャックマン)。妻のイジー(レイチェル・ワイズ)は運命を受け入れ、残されたわずかな時間をトミーと過ごし、彼の心に自分が生きた証を刻みつけたいと願う。だが、妻の命が尽きる前に新薬を完成させようと焦るトミーには、その思いが届かない。そんな彼に、イジーが渡した最後の贈り物。それはトミーの前世を思わせるスペインの高潔な騎士が女王の命を受け、不死を約束すると信じられている伝説の<ファウンテン(生命の泉)>を探す旅に出かけていく、壮大な物語だった・・・。

出演:ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ、エレン・バースティン、マーク・マーゴリス、スティーヴン・マクハティ、フェルナンド・エルナンデス、クリフ・カーティス、ドナ・マーフィ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ スピリチュアル好きなら

amazon prime videoで始めて観たのですがあまりに感動して、DVDを購入しました。評判を見ると面白い、面白くないとはっきりと分かれていたのですが、どうもスピリチュアルに興味が無い方には理解しづらい内容なのだと感じました。ヒュージャックマンが出演している作品を探していたのもあって観たのですが、想像以上に深い内容でした。DVDの収録特典でヒュージャックマンが語っているように、表面的にはラブストーリーとして宣伝しないといけなかったけれど作品を作っている方々はもっとスピリチュアル的な深いものを表現したかったようです。二元性とヒュージャックマンは言ってましたが、過去現在未来が同時に存在していることを表現しているようにも思いました。確かに分かりやすい内容では無いですが、とにかく美しく、観るよりも感じることを意識してご覧頂きたいです。ヒュージャックマンも素敵ですが、レイチェルワイズが美しくて、この二人だから成し遂げられた映画だと思いました。スピリチュアルにご興味ある方には是非オススメです。

★★★★★ 過去世と現世とその先に・・・

言葉ではなかなか表現しづらいですが、今現在の自分は、過去そして未来(もしくはあの世ととらえてもよいか)の自分ともつながっていて、「いま」の行動のひとつひとつが、未来にも、そしてまさかの過去にも、影響していることを感じさせる作品でした。愛の気づきと死の受け入れが未熟な主人公の、何度もやり直しを求められる試練の物語。とても正直に真正面から死後の世界を捉えている作品なのではないか、と感じました。(私もそんな世界をこの目で見たことはありませんが、いくつかの書籍からの情報をもとに私が推測している、死後の試練と言われているものに近いなと感じた次第です。)静かな作品です。だいぶぶっ飛んだ構成になってます。お涙頂戴的な話ではなく、むしろ、あなたの今のその生き方、選択した行動でよいのですか?と問いかけられる作品です。SFと捉えるのが普通ですが、私にはとてもリアルに感じます。

★★★★☆ ジャケットとのギャップにビックリ!

たまには甘々ラブストーリーもいいかと(主演の2人も好きだし)、気軽にレンタルしたのですが・・・のっけからその思い込みを吹き飛ばされてしまいました。幻想的な映像と哲学的なストーリーにどんどん引き込まれていきます。(はっきりいってハリウッド系のわかりやすい恋愛映画だと思って観るとがっかりするかも)でも、私はこれ単純にラブストーリーとしてもハマると思います。こんなふうに愛し愛される二人に素直に感動しました。

★★★★☆ 人類永遠のテーマ「死」

哲学的で、死とは何かを考えさせられる作品。この問題は定義できるものではなく、人それぞれの価値観によって決まるのだろう。「終わり」と感じる人なら、愛する人の死にどう立ち向かうか。また、死を恐れるあまり、多くの権力者が欲に溺れ、不老不死に希望を託した。一方、「創造への始まり」と感じる人なら、そこに恐れはなく、受け入れ、それは人類規模ではなく宇宙規模になる。この作品ではマヤ文明を取り上げているが、人類誕生以来、様々なところで問い続けられてきたことだと思う。人それぞれ死に対する感じ方が違うところに、死に直面した時の難しさがあり、人々は苦しむ。テーマそのものの奥深さと、それが影響する宇宙空間的,時間的な広さが表わされた作品。表層だけを見ると、単なる悲しい恋人達のわかりにくい話で終わってしまい、退屈すると思う。

★★★☆☆ 永遠のテーマを描いてるレアな作品

デビュー当時から注目しているダーレンアーロノフスキーとラースフォントリアーは真逆の世界観を描いてますね。どちらも大好きな監督だったのですが。私も輪廻天性は信じていませんが、体が消滅しても魂は宇宙に還るという考えを持っています。ダーレンもそうなのだと確信しました。ラース監督のメランコリアは全くの真逆を描いてますね。。あれは見た後鬱が増した。彼自身人生ずーっと鬱と開き直ってそれをアートに上手く表現してる奇才ですね。彼の初期作品やニンフォアマニアックはとても良かった。ご免なさい。話がそれました、レイチェル・ワイズもヒュー・マンジャックの演技も素晴らしい!この作品は見る価値あります。死語の世界観に興味がない人にはつまらないと思います。重たいテーマになります。

作品の詳細

作品名:ファウンテン 永遠につづく愛
原作名:The Fountain
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ダーレン・アロノフスキー
公開:アメリカ 2006年11月22日、日本 2007年7月14日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
製作費:3500万ドル
興行収入:1500万ドル
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