ドラマ

ジャイアンツ

広大なテキサスに誇りと情熱を賭けた激動の人間像

ストーリー:第一次世界大戦の終わった1920年代。東部ヴァージニア一の美しさと謳われた名家の娘レスリー(エリザベス・テイラー)が、西部テキサスの大牧場主ビック(ロック・ハドソン)の妻として嫁いでくる。しかし、広大な土地と、東部とはあまりにも違う生活習慣や人種差別に戸惑ったレスリーは、なかなか西部になじめないでいた。さらに、一族を切り盛りするビックの姉ラズは、事あるごとにレスリーを“お客様”扱いし、彼女の心は打ち砕かれていく・・・。

出演:エリザベス・テイラー、ロック・ハドソン、ジェームズ・ディーン、マーセデス・マッケンブリッジ、サル・ミネオ、ロッド・テイラー、キャロル・ベイカー、バーバラ・バリー、デニス・ホッパー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ アメリカの雄大さと懐の広さ

この映画はレンタルビデオの時代から幾度と拝見しましたが、そのスケールの大きさに圧倒されます。ジェット役のジェームス・ディーンのシャイな役柄がエリザベス・テイラーに恋心を持つも手の届かぬ高根の花への思いが、成り上がりで飲み潰れたジェットから醸し出されていた。そして気質の全く違う夫婦であるロック・ハドソンとエリザベス・テイラーが有色人種の孫の事で祖父母としてまた人として分かち合いエンディングを迎える人間ドラマを描いた、今でも通用する本当に好きな映画のひとつです。

★★★★☆ 見応えのある作品

見る前は昔の映画と思ったけれど、見終わって、時代背景は昔であるが、それぞれの人物描写が生き生きしており、面白かった。ジェームス・ディーンが素晴らしかった。エリザベス・テイラーも、東部から南部に生きる女性の葛藤を見せ、やがて、南部の重さに妥協していく姿を熱演している(ちょっと、だれるところもあるけれど)監督演出ともに良かった。

作品の詳細

作品名:ジャイアンツ
原作名:Giant
監督:ジョージ・スティーヴンス
脚本:フレッド・ジュイオル、アイヴァン・モファット
公開:アメリカ 1956年11月24日、日本 1956年12月22日
上映時間:201分
制作国:アメリカ
製作費:540万ドル
興行収入:3900万ドル
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