エルヴィス自身が33本の主演映画の中で一番気に入っていたという傑作中の傑作
ストーリー:舞台はニューオリンズ。家が貧しいためにアルバイトに明け暮れていた若者(エルヴィス・プレスリー)が、ハイスクールを2度も落第してしまったことから父(ディーン・ジャガー)を恨み、一時は不良と化してしまうが、やがてナイトクラブの顔役(ウォルター・マッソー)に歌手として認められ、父とも和解する。
出演:エルヴィス・プレスリー、キャロリン・ジョーンズ、ドロレス・ハート、ヴィク・モロー、ウォルター・マッソー、ブライアン・G・ハットン
★★★★★ 演技派としてのエルヴィス
きちんとした演技指導も受けていないエルヴィスだがこの映画では彼のキラリと光る演技を見ることができる。それに加えて彼の並々ならぬ意欲が伝わってくる。彼がジェーム・ディ-ンに憧れていたのは余りにも有名だが、これを見るとそれが判る。
★★★★☆ 断絶を描いたシリアスなドラマ。
父親との断絶を描いたシリアスなドラマ。エルビスが役者としても優秀であったことがこの作品を通してお分かりになることと思います。勿論、エルビスの歌もたくさん盛り込まれていて、中でも「トラブル」が好きですね。モノクロです。「エデンの東」「理由なき反抗」といったジェームス・ディーンのような雰囲気を持った映画です。今見ても、エルビスのロックン・ロールのリズムのせいでしょうか、古さを感じさせないです。多くの人が誉める作品だと思うのですが、個人的にはどうしても”キング・オブ・ロックンロール”への尊敬の念が強すぎて、悩める若者はちょっと相応しくないようにも思え、その点だけですひっかかるのは。エルビスのファンの方で見逃している方には是非。
作品の詳細
| 作品名:闇に響く声 |
| 原作名:King Creole |
| 監督:マイケル・カーティス |
| 脚本:ハーバート・ベイカー、マイケル・V・ガッツォ |
| 公開:1958年7月2日 |
| 上映時間:116分 |
| 制作国:アメリカ |
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