ドラマ

ブラック・エース

マシンガンの冷たい感触をのせて・・・黒いキャデラックが朝まだきハイウェイをカンザス・シティへ飛ぶ!

ストーリー:シカゴの顔役ジェイクの下に、特別便が送られてくる。送り主は50万ドルをめぐって揉めていたカンザスの食肉業者メリー・アン(ジーン・ハックマン)。中身のソーセージは、メリー・アンと弟のウィーニー(グレゴリー・ウォルコット)に返り討ちにされ、変わり果てた部下のマーフィーだった。ジェイクは、一匹狼の殺し屋ニック(リー・マーヴィン)に何とかしてほしいと依頼する。ニックはジェイクの部下3人と運転手を引き連れ、カンザスに向かう・・・。

出演:リー・マーヴィン、グレゴリー・ウォルコット、ジーン・ハックマン、シシー・スペイセク、ハワード・プラット、レス・ラノム、エディ・イーガン、エンジェル・トンプキンス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ギャング映画だけど大人の童話

とにかくリー・マービンが渋いです。暗黒街のボスに取り立てを頼まれ若い子分を引き連れ颯爽と田舎の親分の縄張りへと踏み込むやりてのギャングの活躍ですが実はその田舎のボス(ジーン・ハックマン)は若い娘たちを売り飛ばす人身売買もやっている悪い奴。そんな可哀想な娘を助け出す円卓の騎士のようなお話です。ギャング映画とはうらはらにスマートでかっこいいアクション映画に仕上がってます。若手の新米ギャング達もそれなりにかっこいい。ムードを盛り上げてくれる音楽にはラロ・シフリンがスコアを書いており、劇中の主人公のテーマ・ミュージックは最高です。軽快な口笛が哀愁をそそります。暗黒街のボスにはフレンチ・コネクションのポパイ刑事のモデルとなった実際の元刑事エディ・イーガンが扮しており、映画の渋さに拍車をかけてます。小道具として主人公が最後に使用するS&WのM−76サブ・マシンガンも効果的に活躍、予備弾倉をおしゃれなポーチに入れて持ち歩くのが妙にかっこいい。ラストもまさにおとぎ話を彷佛とさせ必見です。

作品の詳細

作品名:ブラック・エース
原作名:Prime Cut
監督:マイケル・リッチー
脚本:ロバート・ディロン
公開:1972年6月28日
上映時間:88分
制作国:アメリカ
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