ドラマ

ブロークン・トレイル 遥かなる旅路

ロバート・デュバル主演、ウォルター・ヒル監督で贈る壮大なウエスタン・ドラマ

ストーリー:ゴールドラッシュに沸く1898年。誇り高きカウボーイのプリント(ロバート・デュヴァル)は、甥トム(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の独立資金と牧場の更なる繁栄を得るため、トムと共に500頭もの馬を売りにオレゴン州からワイオミング州へと旅に出る。道中、強盗や売人、賞金稼ぎたちに次々と襲われ、命をも脅かされるが、正義と名誉、そして誇りを失わず、人生を賭けたチャンスを掴み取るため長く険しい旅を続けるのだった・・・。

出演:ロバート・デュヴァル、トーマス・ヘイデン・チャーチ、グレタ・スカッキ、スコット・クーパー、クリス・マルケイ、ラスティ・シュウィマー、グウェンドリン・ヨー、ヴァレリー・ティアン、オリヴィア・チェン、ジェームズ・ルッソ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ いぶし銀のような秀作

90年代以降であろうか、非常にリアリスティックな西部劇が作られはじめたのは。それまでの派手なガンアクションや、正義の味方と悪漢の単純な構図に飽き足らなくなった観客が、もっと現実的な西部劇を求め始めた。そんな時代の要求に応じるように起用されるようになったのが、ロバート・デゥバルであり、またこの映画には出ていないが、トミー・リー・ジョーンズといった正当派の俳優達である。彼等はその雰囲気からして西部の男の雰囲気を持っており、また言葉遣いも西部の男のアクセントで正確に話す。ブロークン・トレイルはその現実的な西部劇の代表的な作品だろう。ここには子供が好きそうな派手なガンアクションも、不死身のスーパー・ヒーローも登場しない。失意の人生を送って来た老いたカウボーイが永住の地を求めて西部を旅する姿があるだけである。西部劇と呼ぶのが躊躇されるほどの人間ドラマがここにある。じっくり腰を据えて、ワイオミングの美しい自然を背景に繰り広げられる人間ドラマを観賞したい人には、おすすめの秀作である。

作品の詳細

作品名:ブロークン・トレイル 遥かなる旅路
原作名:Broken Trail
監督:ウォルター・ヒル
脚本:アラン・ジョフリオン
公開:2006年6月25日
上映時間:184分
制作国:アメリカ
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