恐怖が、少女を大人にする
ストーリー:イギリス、ヨークシャー州。思春期真っ盛りの少女・サリーは両親とともに新しい家へと引っ越してくる。念願のマイホームを手に入れて喜ぶ両親を尻目に、サリーの気分はすぐれない。彼女だけが、新居に漂う不穏な気配を感じていた。しかし、サリーが「この家には何かがいる! 」と両親に訴えても、日頃から反抗的な彼女の言葉に両親は全く耳をかさない。そんな中、徐々に異変が起こり始める。風もないのに揺れる電球、停電、突如崩れ落ちる柱時計・・・。霊の仕業としか言いようのない身の毛もよだつ怪奇現象を前に、誰もが霊の存在を認めざるをえなくなるのだが、マイホームに執着する両親は引っ越しを考えるどころか、霊の存在をネタに金儲けをすることを思いつく・・・。
出演:ケイト・アシュフィールド、スティーヴン・ウォディントン、アンドレア・ロウ、ターシャ・コナー、クレイグ・パーキンソン、ジョー・ハートリー、マーティン・コムストン
★★★☆☆ 幽霊より両親がイヤだ
幽霊より、主人公の両親がクソ過ぎてムカつく。主人公の少女は、死霊に狙われたこと以上に、こんな両親の元に生まれてきたことが気の毒。友達の母親もちょっとおかしい感じだし、社会の底辺の人々が集まる地域ってことなのだろうか。なんだか両親がムカつき過ぎて、そちらにばかり神経が行ってしまって、肝心の幽霊があまり怖く感じられなかった。70年代のイギリスの空気感、ビートルズみたいな(?)先生など、映画全体の雰囲気は魅力的。
作品の詳細
作品名:サリー 死霊と戯れる少女 |
原作名:When the Lights Went Out |
監督:パット・ホールデン |
脚本:パット・ホールデン |
公開:イギリス 2012年9月13日 |
上映時間:86分 |
制作国:イギリス |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |