一度入ったら出られない、秘密の療養施設―その施設に秘められた衝撃の事実とは?
ストーリー:NYの金融会社で働くロックハート(デイン・デハーン)は、アルプスの療養所に出かけたまま戻らない社長を連れ戻すように会社から命じられる。彼は療養所に着いてすぐに社長との面会を求めるが、面会時間を過ぎていて会えない。ホテルに戻る途中、車で事故にあい脚を骨折したロックハートは療養所に戻ることに。そこで、ようやく社長に会えるが彼はすぐに行方不明となってしまう。ロックハートは社長を捜しながら治療をしていくうちに、この施設の恐るべき秘密を知るのだった・・・。
出演:デイン・デハーン、ジェイソン・アイザックス、ミア・ゴス、ハリー・グローナー、セリア・イムリー、エイドリアン・シラー、イヴォ・ナンディ、カール・ランブリー、ミヒャエル・メンドル
★★★★☆ 懐かしきゴシックホラー
最初の出だしから、オカルトめいた雰囲気で始まり、主人公がアメリカ人の典型の中に(功利主義を目指している意味で)、あるトラウマの対比がよく、スイスに出張することから始まる。しかも、『クリムゾン・リバー』を思わせる出だしで、妙に引き込まれました。その後、建物自体も、背景でなく、ある種、主役となり、土地にまつわる歴史を絡ませ、「肉体の再生とは?」を巡るドラマが筋立て良く、描かれており、面白かった。
★★☆☆☆ 今ひとつ理解できない
一度入ると抜け出せない療養施設と言う設定自体はおもしろかったが、療養施設の目的が今ひとつ理解できない。患者から一滴ずつ絞り出す黄色い液体に果たして若返り効果があるのか疑問である。全ては所長が再びハンナと結ばれることを目的とした施設だとしたらあの従業員たちの目的は若返り効果の恩恵を受けるために働いている職員なのだろうか。いずれにしても長尺の割に今ひとつスッキリしない終わり方におもしろかったと言う印象は残らない。
作品の詳細
作品名:キュア 〜禁断の隔離病棟〜 |
原作名:A Cure for Wellness |
監督:ゴア・ヴァービンスキー |
脚本:ジャスティン・ヘイス |
公開:アメリカ 2017年2月17日 |
上映時間:146分 |
制作国:アメリカ、ドイツ、ルクセンブルク |
製作費:4000万ドル |
興行収入:2600万ドル |
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