ラブ・コメディ

EMMA エマ

J・オースティンの同名長編小説を、美しい映像で新たに映画化

ストーリー:美しく聡明で、裕福なエマ(アニャ・テイラー=ジョイ)は、イギリスの片田舎でお姫様のように君臨し、周囲の人々の恋の仲介を楽しんでいた。ある日、友人ハリエット(ミア・ゴス)の恋人探しに乗り出すが、うまくいかずさまざまなトラブルに見舞われる。たくさん失敗し、精神的にも成長しながら、ずっとそばにあった愛に気付き・・・。

出演:アニャ・テイラー=ジョイ、ジョニー・フリン、ビル・ナイ、ミア・ゴス、ミランダ・ハート、ジョシュ・オコナー、カラム・ターナー、ルパート・グレイヴス、ジェマ・ウィーラン、アンバー・アンダーソン、ターニャ・レイノルズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ハラハラドキドキのトキメキ爆弾

19世紀のイギリス、他人の恋のキューピッドになりたがる富豪の娘、エマ(アニャ・テイラー・ジョイ)の物語。全編、アートディレクションが素敵すぎて惚れ惚れします。衣装、調度品、インテリアetc.に加えて紳士淑女の身のこなしも美しい・・!もちろんストーリーも楽しいです。古今東西、恋ってヤキモキ、苦しさとかうれしさが詰まったトキメキ爆弾。エマのナイトリーさんへの気持ちが明確になってしまうダンスシーン、最高です。けっこう長いダンスシーンなんですが、思わず登場人物たちに感情移入しまくり・・!説明しすぎない脚本も良いですね。

★★★★☆ 十分に面白い

これは上流階級に属するある独身女性の婚活物語だ。原作者のジェイン・オースティンはこの種の小説を得意としており、今でも英国では人気があるらしい。最初は主人公の女性に馴染めない感じであったが、見続けていると次第に感情移入でき、最後にはとても魅力的な女性だと思うようになった。要は英国的美人という事なのだろう。懸命さや気品、生真面目さが伝わってくる。同じ原作者の『プライドと偏見』ほどの盛り上がりは感じなかったが、最後は自分も幸福な気分に浸れたのは良かった。この『EMMA』という作品は何度も映画化されているようだから、これから見比べてみよう。

作品の詳細

作品名:EMMA エマ
原作名:Emma.
監督:オータム・デ・ワイルド
脚本:エレノア・キャットン
公開:イギリス 2020年2月14日、日本 劇場未公開
上映時間:124分
制作国:イギリス
製作費:1000万ドル
興行収入:2600万ドル
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