キューバの亡命作家レイナルド・アレナスが自らの死を前に綴った自伝を、「バスキア」のジュリアン・シュナーベルが映画化した渾身の感動作!!
ストーリー:1943年キューバに生まれたレイナルド・アレナス(ハビエル・バルデム)は極貧の幼年時代、カストロに熱狂したキューバ革命を経て、20歳で作家デビュー。しかし独裁政権下では、迫害の対象となり、アレナスは投獄される。過酷な監獄生活の果て、彼は自由を求め、脱獄を試みるが・・・。
出演:ハビエル・バルデム、オリヴィエ・マルティネス、アンドレア・ディ・ステファノ、ジョニー・デップ、ショーン・ペン、マイケル・ウィンコット、エクトール・バベンコ、ナイワ・ニムリ、オラッツ・ロベス・ガルメンディア
★★★★★ 美しすぎる作品だ
この映画は詩でできている。美しい詩だ。キューバという陰と陽。あまりに鮮やかに描かれている。ゲイを認めない社会主義キューバに住むゲイ作家は非常に苦しむ。その理不尽さには全くあきれる。逃げ出したくなるのは当然だ。こんな状況になったことがない人間には本当の苦しみはわからないのだろうが、少しでも理解する努力をするべきだ。我々の社会は本当に自由だ。まったく、困ることが何もない。縛りのない社会。この映画を観ると日本とはあまりに違う世界があることを教えてくれる。
作品の詳細
作品名:夜になるまえに |
原作名:Before Night Falls |
監督:ジュリアン・シュナーベル |
脚本:ジュリアン・シュナーベル |
公開:アメリカ 2001年1月26日、日本 2001年9月22日 |
上映時間:133分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:850万ドル |
Amazonで探す |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |