ドラマ

フロントミッション 革命の反逆者たち

第二次世界大戦の前哨戦、その裏には壮絶なる『信念』の戦いがあった・・・

ストーリー:1930年代後半のスペイン。ヒトラー率いる左派ファシズムとスターリン側の右派共産主義に別れ第二次世界大戦の代理戦争となる内戦が開始されていた・・・。父を共産主義者に殺された青年マノロ(ウェス・ベントリー)は神学校を辞め、左派ファシズムのスパイに転進を図る。幼馴染のホセマリア(チャーリー・コックス)は心から彼を案じ、神の道に進む決意を新たにする。マノロは、共和国側の革命を目指す若者が集まる演説会場に出向き、若き指導者のオリオールと美しいハンガリーの娘、イルディコ(オルガ・キュリレンコ)と親交を深め人民戦線の民兵として潜入に成功、激しい前線を命を削りながら戦う日々を送る。しかしそれは憎しみから出る信念なき戦いであった・・・。一方、ホセマリアは、神父として民の心の支えになって生きていたが、内戦をきっかけに激しい反宗教的迫害にあっていた。しかし右派から命を狙われても、自らの信念を曲げず地下に潜り信仰を続ける日々を送っていた。まるで正反対の人生を歩む2人だったが、激しくなる戦火の中、複雑に運命は絡み合い遂に命を狙う側と狙われる側として再会してしまう・・・。

出演:チャーリー・コックス、ウェス・ベントリー、オルガ・キュリレンコ、ダグレイ・スコット、ゴルシフテ・ファラハニ、ロドリゴ・サントロ、デレク・ジャコビ、リリー・コール、ウナクス・ウガルデ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 新旧数多の映画の中で埋もれてしまうだろう名作。

オルガ・キュリレンコのファンで購入。何の気なしに観始めたが、スペイン内戦が舞台の真摯で重厚な映画。観終えた後にパッケージを眺めると、なんと陳腐なデザインと邦題及び副題、これでは映画が可哀想。原題(There Be Dragons)は当方浅学ゆえに意味は不詳だが、邦題に比べたら余程ニュアンスが良く伝わる。宗教的な見地は識者に譲るとして、胸を掻き毟るような懊悩を抱えていた主人公に慟哭。これは名作。コマーシャリズムに乗った商品ではないので、残念ながら忘れ去られることだろう。オルガ・キュリレンコの美しささえ忘れて鑑賞していたのだが。

作品の詳細

作品名:フロントミッション 革命の反逆者たち
原作名:There Be Dragons
監督:ローランド・ジョフィ
脚本:ローランド・ジョフィ
公開:スペイン 2011年3月25日
上映時間:122分
制作国:アメリカ、スペイン、アルゼンチン
製作費:3600万ドル
興行収入:440万ドル
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