『2010年』『エンド・オブ・デイズ』の監督ピーター・ハイアムズが贈る未知の生物との戦いを描いたSFホラー!
ストーリー:南米アマゾンの流域に不気味に生い茂る密林の闇の中、絶え間なく深紫色の花を咲かせる未知なる植物を宿主とし、6500万年もの時を生き続けてきた寄生生命体“レリック”。それは、人類という新たなる宿主を見つけた。まず、体内に侵入し、人間の細胞のなかに別種の遺伝子配列を挿入する。その結果、人間はもう人間の姿でいられない。67%はレリックに変貌し、残された人間の部分は33%。それは、新たなる種の誕生。言い換えればこれまで考えもしなかった人類滅亡のプロセスだ。いま我々は、決して見てはならない人類の進化を目撃する・・・。
出演:ペネロープ・アン・ミラー、トム・サイズモア、リンダ・ハント、ジェームズ・ホイットモア、クレイトン・ローナー、チ・ムオイ・ロー、トーマス・ライアン、ロバート・レッサー、ダイアン・ロビン、ルイス・ヴァン・バーゲン、デヴィッド・プローヴァル
★★★★★ 何度見ても怖い
遺伝子に作用した話ですが、最高に怖いです。ありえない話じゃない気がして、余計に怖い。映画自体、照明が暗いシーンばかりで見にくい部分もあるけどそれは、それでいい感じ。暗いから怖さをそそります。ぜひ、一度体感してほしいです。
★★★★☆ 渋い。何となくアカデミック
サスペンスタッチの前半。キビキビとした展開は心地よい。全体を、覆う、ダークな色調。トム・サイズモアの渋い刑事ぶり。ペネロープ・アン・ミラーの学者ぶりも、はまり役。DNAをテーマにした、時代感覚は、歴史的。それなりに、ゾクゾクする、佳作。
★★★☆☆ 遺伝子の暴走
この作品は映画館まで足を運んで観た。モンスターパニックものとしては破格の製作費で製作された映画なのだが、DVD化されたものを改めて観るとこれが以外と観る所があまり無かったりする。この映画の核の部分はスタン・ウィンストンのデザインしたクリーチャー【レリック】の造形にあると言っていい。ウィンストンの造形は今まで色々見てきたがレリックのデザインは特筆に値する。ヤモリ+虎+ノコギリクワガタ+人間をミックスしたデザインは、まさに遺伝子の暴走を思わせる。あのクワガタの角がいい。CGもかなり滑らかな動きをする。ストーリー自体もシンプルながら観客を納得させる説明が成されており破天荒な要素が少ない気がした。ただ劇中、明かりがどんどん消えていくので全体的に暗いのが残念。もう少し明くても良かったかな。
作品の詳細
作品名:レリック |
原作名:The Relic |
監督:ピーター・ハイアムズ |
脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー |
公開:アメリカ 1997年1月10日、日本 1997年5月31日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4000万ドル |
興行収入:4800万ドル |
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