人は生まれ変わることができるのか。レイシストとして生きてきた若者の苦悩と贖罪を描く衝撃の実話
ストーリー:米国のある地方。10代で両親に捨てられた後、白人至上主義のクレーガー家に育てられ、人種差別を肯定するようなタトゥーを顔面など全身に入れた男性ブライオン(ジェイミー・ベル)。やはり白人至上主義者となった彼は人種差別に対して疑念をまったく抱かずに生きてきたが、シングルマザーのジュリーと出会ったのを機に自身のこれまでの人生を後悔しだす。だが彼が所属する白人至上主義団体はそんなブライオンに嫌がらせや脅迫をするようになり・・・。
出演:ジェイミー・ベル、タイラー・ウィリアムソン、ヴェラ・ファーミガ、ダニエル・マクドナルド、マイク・コルター、ビル・キャンプ、メアリー・スチュアート・マスターソン、ダニエル・ヘンシャル、ルイーザ・クラウゼ、ジェイミー・レイ・ニューマン
★★★★★ 貧困、差別、弱いものが弱いものをいじめる
実話だというところに希望が持てる。重いが 救いがある。簡単ではないか 希望がある。
★★★★★ この話は実話ベースだから悲しい
貧しい環境で育ち生きるのもやっとな人を集めて優しさと暴力を使い分け白人至上主義にしてしまう集団は恐ろしい。差別、殺人は良くないね。色々考えさせられました。主役の方暴力はだめだけど見て呉れ、ビジュアルだけはかっこよかった。反社会的なのは最悪だけど。
★★★☆☆ 生き方の変革より社会の包摂性の転換こそ困難
個人の生き方、考え方を変えるのは容易ではない。主人公が育つ環境そのものがヘイト活動という染み付いたアイデンティティ。それを見事に変革しようとし、なし得たこと自体には人間の底知れない力を感じる。けれどもそうした更正者を信じ受け入れるだけの社会性を作ることこそ困難なのでは?あらゆる人が包摂性と寛容な気持ちで、悪の根源を絶とうという社会なんて観念であり理想論な気がしてならない。
作品の詳細
作品名:SKIN/スキン |
原作名:Skin |
監督:ガイ・ナティーブ |
脚本:ガイ・ナティーブ |
公開:アメリカ 2019年7月26日、日本 2020年6月26日 |
上映時間:118分 |
制作国:アメリカ |
Amazonで探す |
Amazonプライムで視聴する(字幕版) |
Amazonプライム30日間無料体験を試す |
楽天市場で探す |