ドラマ

あるふたりの情事、28の部屋

不倫関係をリアルに描く、マット・ロス監督初の長編作品

ストーリー:ホテルの一室で体を重ねる2人の男女。それぞれ単身の出張で宿泊していた彼らは、孤独な食事を取っていた互いの姿に気付いて出会った。ニューヨークに暮らす“男(クリス・メッシーナ)”はデビュー作がベストセラーとなった新進作家、シアトル在住の“女(マリン・アイアランド)”は企業の情報分析などを仕事にする計理士。ともに既婚者である彼らは、2人の関係を一夜だけの火遊びで終わらせるはずだった。だが、2人は機を見てはホテルで逢瀬を重ねる関係になり・・・。

出演:クリス・メッシーナ、マリン・アイアランド、ロバート・ディーマー、アン・H・ウィルソン


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 見どころはエロじゃない

同監督の『はじまりへの旅』が良かったので視聴。抜きん出た美男美女でもない、ただただ気の合う二人、普通の人達が関係を紡いでいく話です。表層的な「エロ」や「不倫モノ」ではなく人と人とのコミュニケーションの深い部分、地味で躍動的な内面を描いている作品だと感じました。低評価が多いのは日本人の倫理観に合わないからか、タイトルでエロを期待する人が多いからか…?刺さる人には刺さる作品です。

★★★★☆ 下品なエロくはない。大人なエロス。

ホテルで2人の関係性が進んでいく。エッチシーンもあるが下品なエロスじゃなく大人のエッチ。個人的には好き。セリフは簡単な英語なので字幕で見ても楽しめる。女性がおとなしく論理的な性格なのが良いね。アメリカの男性は情緒が不安定なのかと思うくらい怒りが激しい。これって普通なことなのか?

★★★☆☆ カバーやタイトル程エロくはない。

登場人物が2人だけということもあり、物語の流れが淡々としていた。他の登場人物がいればもっと面白くなると思う。概要で説明されている通り、28のホテルの部屋だけで物語が進行する。2人の会話だけで状況を理解しなければならない。カメラワークなどは良いと思う。時間も長すぎず、調度よかった。ラストが腑に落ちない。彼女の心変わりのきっかけは一体何だったのか。場所をホテルに限定し、2人だけの登場人物に絞る試みはやはり限界があるように感じた、というのが正直な感想。俳優の演技力が良かったので、安っぽい映画になってないと思う。

作品の詳細

作品名:あるふたりの情事、28の部屋
原作名:28 Hotel Rooms
監督:マット・ロス
脚本:マット・ロス
公開:アメリカ 2012年11月9日
上映時間:82分
制作国:アメリカ
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