迎えた最後の夏。ポルトガルの世界遺産シントラの町を舞台に、女優フランキーが仕組んだ<家族劇>とは・・・
ストーリー:女優フランキー(イザベル・ユペール )は、夏の終わりのバケーションと称し、“この世のエデン”と呼ばれるポルトガルの世界遺産の町シントラに一族と親友を呼び寄せる。自らの死期を悟った彼女は、亡きあとも愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしたのだ。しかし、それぞれに問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きから大きく外れていき・・・。
出演:イザベル・ユペール、マリサ・トメイ、グレッグ・キニア、ジェレミー・レニエ、ヴィネット・ロビンソン、アリヨン・バカレ、パスカル・グレゴリー、カルロト・コッタ、セニア・ナニュア
★★★★☆ 家族の群像劇
ポルトガルの歴史ある美しい町で、家族と最期の夏を過ごす往年の女優。ある思惑から友人を招待したが・・・。美しい自然を背景に、ゆっくりのんびり人間模様を眺める、そんな作品。ベテラン女優フランキーを、仏のベテラン女優イザベル・ユペールが演じる。フランス人女優によく見られる、気品と美しさを兼ね備えた彼女のハマり役。誰をも魅了する “女神” のようなフランキーが、自分の亡き後も、自分の書いた物語を残すべく、家族や友人を、静かにいつものように、操ろうとするのだが・・・。『この世のエデン』 と称される神秘の地、男女の事は尚更のこと、誰かの思い通りになんてならないのかも。冒頭の「結婚の泉」で水を飲むシーンを 『そういえば・・・』ラストで思い出す事に。思惑は予期せぬ出会いとなるのか? 落日は人生の終焉との暗示なのか ?深い緑の森が、海が、時を重ねた建造物が、バスルームのタイルや部屋のしつらえが、そこにあるものがとても美しかった。
★★★☆☆ ゆっくりした時に見れば、ゆったりとした気分になれます。
映画中の人間関係がよく飲み込めなかったので、冒頭部分を二度見ました。ポルトガルに興味があったので見てみました。予想よりもちょっとウェットな感じの内容でしたが、時間がゆっくり流れているような映画で、まずまずの感じです。
作品の詳細
作品名:ポルトガル、夏の終わり |
原作名:Frankie |
監督:アイラ・サックス |
脚本:アイラ・サックス |
公開:フランス 2019年8月28日、日本 2020年4月24日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ、フランス、ポルトガル |
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