激動のビルマを舞台に描かれる、真実の物語
ストーリー:1988 年。夫と子供を強盗によって殺されたという辛い過去をもつアメリカ人医師ローラ(パトリシア・アークエット)は、気遣う姉に誘われて二人でアジアの観光旅行ツアーに参加、ビルマ(ミャンマー)のラングーン(ヤンゴン)を訪れる。その地で、パスポートを紛失したため、ローラは、ひとりツアーから離れて、手続きのため、数日間の逗留を余儀なくされるが、おりしも民主化運動の高まりで市街は一触即発状態。そんな騒乱を尻目に、現地人ガイドのアウン・コーと知り合ったローラは、外国人観光客には立ち入りが禁止されている田舎を見たいと彼を説き伏せ、二人はポンコツ車で出発するが・・・。
出演:パトリシア・アークエット、フランシス・マクドーマンド、ウー・アウン・コー、スポルディング・グレイ、アデル・ラッツ、ヴィクター・スレザック
★★★★★ スリル満点
この監督のほかの映画も観てみたいと思いました。この魅力、他人にどう伝えたらいいのでしょうか。ただの娯楽映画以上のものを感じます。
★★★★★ 大変な力作!
ここ数カ月でミャンマー国内、そしてそれを取り巻く状況が劇的に変化しています。その文脈でもとても参考になる作品ではないかと思います。あくまでも白人支配層あるいは米国からの目線で描かれてはいますが、その歪さ、ある種の偽善もよく見えてきます。スーチーさんの描かれ方も必ずしも実像と同じではないであろうことは想像できますが、さまざまな意味で彼女の存在が圧倒的に大きいことがわかります。
作品の詳細
作品名:ラングーンを越えて |
原作名:Beyond Rangoon |
監督:ジョン・ブアマン |
脚本:アレックス・ラスカー |
公開:アメリカ 1995年8月25日、日本 1996年9月6日 |
上映時間:100分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2300万ドル |
興行収入:570万ドル |
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