企業買収に揺れる男たちを描くハートウォーミング・コメディ!!
ストーリー:セールスに伸び悩むスポーツ・マガジン誌で営業部門担当の重役ダン(デニス・クエイド)。だが会社は買収され、息子ほども歳の違う若者・カーター(トファー・グレイス)が上司となった。社内では新しい営業方針に伴ってリストラも進み、ますます立場の危ういダン。行き詰まるダンに追い打ちをかけるように、カーターと愛娘のアレックスの恋愛関係が発覚する。父親として、社員として、ダンのとるべき行動は・・・。
出演:デニス・クエイド、トファー・グレイス、スカーレット・ヨハンソン、マーグ・ヘルゲンバーガー、クラーク・グレッグ、デヴィッド・ペイマー、フィリップ・ベイカー・ホール、セルマ・ブレア、ジョン・チョー、コリーン・キャンプ、ローレン・トム
★★★★★ 米国の会社組織を学べます
日本の年功序列制度、余程の理由なしではほぼ解雇無しという職場環境と比べると根本的な組織の作り方が異なるという事がこの映画から分かります。若干26歳の若造がマネジャーとしてやってくる、手腕をふるう、日本では到底考えられない事が米国では起こっているという事もこの映画から学べます。デニス・クエイドの演技力の高さもあり娯楽映画としても楽しめるのですが、行き詰まって久しい日本の会社組織のあり方に変化をもたらすヒントとして他国の例を見てみるという教材にもなり得ると思いました。
★★★★☆ 決してハッピーエンドではありませんが
決してハッピーエンドではなく、かといってその逆でもなく、ごく自然に人生の一断片を描いている映画になっていると思います。企業買収、ネット社会、若い上司など、どこにでもある現代的な環境設定になっていますが、この設定がより現実的な雰囲気を醸し出しているのでしょう。降格されるデニス・クエイド、若い上司のトファー・グレイス、学生で娘役のスカーレット・ヨハンソンもなかなかよかったです。
作品の詳細
作品名:イン・グッド・カンパニー |
原作名:In Good Company |
監督:ポール・ワイツ |
脚本:ポール・ワイツ |
公開:アメリカ 2004年12月29日、日本 劇場未公開 |
上映時間:109分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:6100万ドル |
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