ドラマ

メアリーの総て

「フランケンシュタイン」の著者、メアリー・シェリー18歳。英文学史上、最も若くしてセンセーショナルな人生を送った彼女の、胸を衝く真実

ストーリー:19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリー(エル・ファニング)は“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー(ダグラス・ブース)と出会う。互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せ、駆け落ちする。愛と放蕩の日々は束の間、メアリーに襲い掛かる数々の悲劇。失意のメアリーはある日、パーシーと共に滞在していた、悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた・・・。

出演:エル・ファニング、ダグラス・ブース、トム・スターリッジ、スティーヴン・ディレイン、ベン・ハーディ、メイジー・ウィリアムズ、ジョアンヌ・フロガット、ベル・パウリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 女性必見

知性と行動力と若さ故の衝動が、彼女の人生を翻弄してゆく。日本語のタイトルがダブルミーニングのようで、見終わった後に気がつきました。

★★★★☆ 映画の名をかりた映像詩篇

史実を再現するのではなく別の物語を意図して作られたように思える、映画の名を借りた詩のような作品です。コントラストを生かした古い絵画のような場面がとても印象的で美しい。エル・ファニングを主演に据えているところも野心的。10代を引きずったまま大人になることの危うさに覚えがあるなら、男女問わず訴えるものがありそうです。星-1の不満は、贖罪の演説を終えたシェリーの前にメアリーが出ていってしまったこと、娘の著作の背後に父親の姿があったこと。メアリーはシェリーの告白を待たずにその場から去ればいいし、書店の窓辺にはただ本とその著者名が飾られていれば良かった。派手なVFXも轟音もない。近年粗製乱造されている、別の方向から灯りを当てたもののなかでもきちんと観ていられる作品です。

★★★☆☆  シェリー,バイロン,フランケンシュタインが結び付いた

19世紀後半の英国の文化の高まりを味わうことができる。タイトルに書いたように,シェリー,バイロン,フランケンシュタインの関係がはっきりとわかった。映画のストーリーは,特筆することはない。

作品の詳細

作品名:メアリーの総て
原作名:Mary Shelley
監督:ハイファ・アル=マンスール
脚本:ハイファ・アル=マンスール
公開:アメリカ 2018年5月25日、2018年12月15日
上映時間:121分
制作国:アメリカ、アイルランド、ルクセンブルク
興行収入:1900万ドル
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