史上初の単独惑星間飛行。任務は火星の地球化(テラフォーミング)。人類の未来は男の手に委ねられた
ストーリー:宇宙飛行士のウィリアム(マーク・ストロング)は、人類史上初の有人火星飛行のパイロットに任命される。彼に与えられた任務は、資源が枯渇しつつある地球を救うため、火星を地球化する前線基地を設置すること。しかしそれは燃料などの問題で単独で遂行しなければいけない危険極まりないものだった。そうして全世界の注目を集めながら宇宙へと旅立つウィリアム。当初は地上の管制スタッフのバックアップで問題なく火星への飛行を進めていた彼だったが、突然生命維持に必要不可欠な水の生成装置が故障してしまう。地球への帰還を命じる管制スタッフ。しかし一度地球に戻れば、火星の地球化計画は大幅に遅れてしまう。人類の未来のため、ウィリアムが下した決断とは・・・。
出演:マーク・ストロング、ルーク・ウィルソン、サナ・レイサン、チャールズ・ベイカー、アンデルシュ・ダニエルセン・リー
★★★☆☆ ハムレットはドン・キホーテの夢を見るか?
SF仕立ての設定ですが、あくまでメインは主人公のモノローグです。派手なアクションや特撮、宇宙開発の最先端技術のリアルな再現などは期待しないでくださいね。語られる言葉やエピソードには結構意味深なモノが少なくなく、内省習慣のある観客、視聴者にはそれなりに楽しめる(考えさせられる)内容だと思います。
★★★☆☆ まあ夢でしたみたいなオチだよね・・・
この映画恐らく全てこの男性の夢ですよ。砂漠で水を作り出したシーンがなぜか全て失敗しているようなフラッシュバックが沢山出て来るという時点で、最初からこの人は宇宙に旅立っていないという可能性すらある。しかもラストシーンでインターステラー張りの宇宙を感じろ!みたいなとこから火星に着陸するシーンもいろいろおかしい。結局あの水炉とやらで火星にて水を作りながら他のパイロットを待つという任務のはずなのに、いきなり小奇麗な格好になって着陸しただけで終わりになってるのも変ですし、仮に宇宙を感じているシーンで船が大爆発をして終わっているはずで、その瞬間に見た走馬灯のようなものでもあるのかもしれません。作品自体のテーマは孤独なのかもしれません。
★★☆☆☆ 忍耐が試される
私には、この映画の面白さが分かりませんでした。火星のテラフォーミングを目的に、砂漠で水を生成することに成功した科学者(エンジニア?)が、火星まで、単独飛行する話。宇宙船の中で、主人公は、自分の身勝手な判断や行動により、水を作る装置を失ってしまう。地球からの指示にも耳を傾けず、結局は、どんどん追い込まれていく。一応、最後には、火星に到着した様子だが、その描写が、一番わけわからない。
作品の詳細
作品名:フォース・プラネット |
原作名:Approaching the Unknown |
監督:マーク・イライジャ・ローゼンバーグ |
脚本:マーク・イライジャ・ローゼンバーグ |
公開:アメリカ 2016年6月3日、日本 劇場未公開 |
上映時間:90分 |
制作国:アメリカ |
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