36歳で急死した元英国皇太子妃ダイアナが、その短い生涯の最期まで追い求めたものとは?
ストーリー:1995年、夫と別居して3年、ダイアナ(ナオミ・ワッツ)はふたりの王子とも離れ、さびしい暮らしを送っていた。そんなある日、心臓外科医のハスナット・カーン(ナヴィーン・アンドリュース)と出逢い、心から尊敬できる男性にやっと巡り逢えたと確信する。BBCインタビュー番組に出演して別居の真相を告白、“人々の心の王妃”になりたいと語って身内から非難された時も、ハスナットだけは「これで、君は自由だ」と励ましてくれた。それから1年、離婚したダイアナは、地雷廃絶運動などの人道支援活動で、世界中を飛び回る。自分の弱さを知るからこそ弱者の心を理解できるダイアナは人々の心を癒し、政治をも動かす力を持ち始めていた。一方、永遠の誓いを交わしたハスナットとの愛は、ゴシップ紙に書きたてられ、彼の一族からも反対される。ダイアナはドディ・アルファイド(キャス・アンヴァー)との新しい関係に踏み出すのだが・・・しかし、その瞬間までは刻一刻と近づいていた。最期まで彼女が求めていたものとは・・・。
出演:ナオミ・ワッツ、ナヴィーン・アンドリュース、ダグラス・ホッジ、ジェラルディン・ジェームズ、チャールズ・エドワーズ、キャス・アンヴァー、ローレンス・ベルチャー、ハリー・ホランド、ジュリエット・スティーヴンソン、マイケル・バーン
★★★★★ 確かに見方に寄りますね~(^^)
先ず、ダイアナをナオミ・ワッツが演じていると知らず見たのですが、ダイアナの特徴を凄く研究して演じられていて、それは素晴らしいと思いました。真実はダイアナにしかわからないですね。。。表に出てた情報に基づいて 見えてないところは創作で作り上げたと思いますが、一人の生涯として観て 面白かったです。
★★★★★ 最高でした(T^T)
感動しました。当時子供だった私は、ダイアナ元妃については、あまりそんなに興味を持って見ていなかったので、パパラッチに追いかけられてカーチェイスになって事故で亡くなった、くらいにしか知らなかったのですが。。ただ、これは映画ですから、これをそのまま真実としてうのみにするわけには行きませんけど、純粋に作品として、素晴らしかった。愛に生きる女と仕事に生きる男の永遠に埋めることのできない溝という変わらぬ本質がリアルに描けていたと思います。ものすごく共感して、泣けました。こんな恋愛はしたいですが、こんな別れはつらいですね。今見終わったところですが、すごく胸が痛いです。つらさが残ります。ダイアナ元妃という女性本人にも、今更ながらものすごく興味が出ました。関連書籍とか映像とかも見てみたくなりました。とにかく良かったです。最高でした。
★★★★☆ 面白かった
ラストが分かり切っているので、死という最期に向かっているせいか終始薄暗い感じがします。当時のダイアナ本人に合わせてメイクやファッションやロケ地をがんばっているのがなかなか見どころですが、あまり華やかさはないです。所詮はフィクション映画なのでこれは絶対の真実なのではないのでしょうが、王室を離れ一般女性として静かに自由に生きたいという想いと、それが無理なので超有名人である自分の状況を利用して少しでも誰かを救おうとする想い、そしてそこから起こる葛藤と悲恋。という題材は他に見られず、ダイアナという女性が主人公だからこそ成り立つストーリーで面白かったです。
★★★☆☆ 失った青春は返らない
ダイアナ妃は20歳で結婚、妊娠し、青春時代を経験せずに人生を送った人です。家族愛に欠けた幼少期、制限のある進路決定、信じて妥協した結婚。他者から見れば恵まれてはいるものの、自身の欲しいものには何一つ手が届かない人生でした。彼女の自由は王家から離れてやっと勝ち得たものです。ドキュメントの中で撮られた彼女の人生は10代半ばの女の子のようです。彼氏のためにお料理、彼氏の好みに合わせてスポーツ観戦、最優先してくれないために時々イライラ。すごく幼稚ですが、これは彼女の失われた時間に起こるべき経験だったのです。悲劇のヒロインとして祭り上げられる彼女は無垢で、かつ無知でした。イノセントさは美しさを際立てますが、1人の中年女性が持つべき知性が無く、物悲しかったです。もしも彼女にもう少し教養があれば、助言者が去ることはなく、あれほど大々的なマスコミ報道合戦は起こらず、結果事故死することはなかったのでは?と考えてしまいました。
作品の詳細
作品名:ダイアナ |
原作名:Diana |
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル |
脚本:スティーヴン・ジェフリーズ |
公開:イギリス 2013年9月20日、日本 2013年10月18日 |
上映時間:113分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:2100万ドル |
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