ドラマ

タリーと私の秘密の時間

かつて夢見た〈未来〉とは違う〈今〉にため息をつく大人たちに、目の覚めるサプライズを贈る、人生のリフレッシュ・ムービー

『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督が、オスカー女優のシャーリーズ・セロンと『ヤング≒アダルト』に続く再タッグ! マーロに扮するのは、『モンスター』でアカデミー賞?を獲得したシャーリーズ・セロン。ハリウッドでも突出した美貌を封印して18キロの増量に挑み、何ごとにも頑張りすぎて疲れてしまった女性の魂の叫びを届け、熱い共感を呼んでいる。監督は、『JUNO/ジュノ』、『マイレージ、マイライフ』で、アカデミー賞?に2度ノミネートされた名匠ジェイソン・ライトマン。前作同様、ほろ苦い運命に直面した人々が、光の射す方へと歩き出す姿を描くが、本作ではさらにラストに驚きの仕掛けが用意されている。

ストーリー:「わたし、ひとに頼れないの」・・・仕事に家事に育児と、何ごとも完璧にこなしてきたマーロ(シャーリーズ・セロン)だが、3人目の子供が生まれて、ついに心が折れてしまう。そんな彼女のもとに、夜だけのベビーシッターがやって来る。彼女の名前はタリー(マッケンジー・デイヴィス)、年上のマーロにタメグチで、ファッションやメイクもイマドキ女子だが、仕事ぶりはパーフェクト。荒れ放題だった家はたちまち片付き、何よりマーロが笑顔と元気を取り戻し、夫のドリューも大満足だ。さらにタリーは、マーロが一人で抱え続けてきた悩みの相談にのり、見事に解決してくれる。だが、タリーは何があっても夜明け前に姿を消し、自分の身の上は決して語らない。果たして彼女は、昼間は何をしているのか? マーロの前に現れた本当の目的とは?

出演:シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイヴィス、ロン・リビングストン、マーク・デュプラス、エレイン・タン、ガミーラ・ライト、アッシャー・マイルズ・フォーリカ、リア・フランクランド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 衝撃的で忘れられない

自分は子供が5人います。育児はなかなか大変です。この映画では、全ての場面でその大変な育児をリアルに描いていて、実際から乖離している点は一切なく、どうやったらこんなにリアルになるのか不思議なくらいです。そして、アメリカでも日本でも母親のストレスの原因はとても似通っていることに驚きでした。因みに、映画を見て衝撃を受け、無理はやばいと思い、ベビーシッターを雇いました。

★★★★★ 育児のリアル!

やっぱり幼い子どもの育児に追われる母親に一番必要なのは、パートナーによるケアなんだろうと思います。結局、若い時みたいに遊びたいわけじゃないのよ。マーロも言ってるけど、やっぱり子どもを心底愛していて、会いたくなって、罪悪感に苛まれるから。からの、ラストの旦那様の「仕事と育児で精一杯で、君の事をケアできてなかった」という言葉に涙が出ました。私の元夫も、この旦那様と同じで仕事も子育ても本人なりに頑張ってくれていいパパでした。素敵な人ではあります。愛してくれてたのも知っています。でも、埋まらないストレス。空虚さ。苛立ち。悲しみ。もはや彼がいればいるほど、精神的に落ち込んでいって、同じベッドで寝るのも苦痛になり、別室に布団を敷いて寝ていました。でも、もっと早くこの映画に出会って、彼と一緒に見ていたら何か違ったのかもしれないなぁなんて思いました。そして、作中の息子がママとの時間が好きで、ママ大好きと言って抱きしめ合うところ!涙涙!子どもを抱きしめてる時ってこの上ない幸せを味わえるけど、いつまでそうしてくれるんだろうと映像を見ながら考えてしまい、気づいたら寝てる娘を抱きしめてました。明日からも我が子を大切に大切に育てようと心から思えます。

★★★★★ 男性こそ見るべき!

問題はあれど、5人家族のありふれた風景。おそらく現代女性のほとんどが共感できるであろう映画。でも、本当に見るべきは男性です。ラストの衝撃は感動です。

★★★★☆ 子供を育てながら自分をケアすること。

特に女性の共感が多かったのでは、と思います。「人は2回生きる」という言葉も印象的でした。

★★★★☆ なかなか良い映画でした 【若干ネタバレあり】

ターミネーターの最新作に出演している、マッケンジー・デイヴィスも気になったので観ました。育児とベビーシッターの話と思ってたのですけど、結構驚きのストーリーでした。シャーリーズ・セロンはやっぱり素晴らしかったですね。演出もすごく良かった。後半の展開が“あれ?”って感じで進んでたのですけど、最後に納得できました。この邦題の“秘密”は不要だと思いますが、観て良かったです。もう一度観ると面白いかもですね。

★★★☆☆ シャーリーズ・セロンのファンなら納得の映画です

シャーリーズセロンが限界ギリギリの主婦を崩れた体型で熱演です。彼女は映画ごとに雰囲気も体型もどんどん変えるプロの鑑。映画自体はファンタジーと妄想を織り交ぜた不思議な物語です。でも、最後の場面の現実に救われます。

作品の詳細

作品名:タリーと私の秘密の時間
原作名:Tully
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コーディ
公開:アメリカ 2018年5月4日、日本 2018年8月17日
上映時間:95分
制作国:アメリカ
製作費:1300万ドル
興行収入:1500万ドル
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