ドラマ

ガン・ホー

日本企業と合併したアメリカの自動車工場を舞台に現地人と日本人の軋轢を描いたコメディドラマ

ストーリー:つぶされかかったアメリカの自動車工場に日本企業が乗り込み、再建にかかるが、現地の労働者と日本人社長のあいだにいろいろな摩擦がしょうじてくる。そのためハント(マイケル・キートン)は調理係に任命され、日本人社長と仲間でもあるアメリカ人労働者の板ばさみになりながらも奮闘する。しかしお互いの溝は深く、そう簡単にわかりあうことはできない。しかし彼は本社と工場にはさまれ、同じように悩む日本人カズヒロ(ゲディ・ワタナベ)と強力し、事態を好転させていくのだった・・・。

出演:マイケル・キートン、ゲディ・ワタナベ、ミミ・ロジャース、サブ・シモノ、ミシェル・ジョンソン、ロドニー・カゲヤマ、ジョージ・ウェント、ジョン・タトゥーロ、パティ・ヤスタケ、クリント・ハワード、ランス・ハワード、山村聡


視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 日本式社畜の輸出、反面教師だね。

日本企業の本質を描いた作品、当時のアメリカ人がこれを見て戦慄した。TPPでもブラック企業の輸出は、禁止に項目入っているのか?それにしても異文化理解は難しい。

★★★★★ ぜひ字幕で観るべき

「日本の自動車会社を誘致して、町を復興させる」という話。この映画が作られたのは80年代と聞いていますが、当時のアメリカ人が日本をどう思っていたかがよく見えます。「勤勉」「働き過ぎ」というわけではなく、組織への過度な忠誠を問題視しています。一方アメリカ人の方も問題行動が多くて・・・。実に感動的な映画なのに、日本人のはずの俳優がどう見ても日本人には見えない(笑)。しかも日本語のセリフがあきらかにおかしくて。これってコメディだったのか?

★★★☆☆ 意外と面白い。

今でこそジャパン・バッシングなんて無い時代ですけど、昔観て日本とアメリカの違いを面白おかしく描いていると強く感じました。少し笑えるホノボノ・ハートフル・コメディです。日本の会社も結構変わってきたとは思いますが、この映画の初回鑑賞後に車関連会社に勤め始めたので余計味わい深さを感じました。カルチャー・ギャップ映画の佳作です。

作品の詳細

作品名:ガン・ホー
原作名:Gung Ho
監督:ロン・ハワード
脚本:ローウェル・ガンツ
公開:アメリカ 1986年3月14日
上映時間:111分
制作国:アメリカ
製作費:1300万ドル
興行収入:3600万ドル
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