300年前のスペインの莫大な財宝をめぐる、マイケル・ダグラス主演のご近所アドベンチャー!
ストーリー:母親に捨てられ、アルバイトしながら一人で生活していたミランダ(エヴァン・レイチェル・ウッド)。そんな貧しいながらも穏やかな日々を過ごしてい彼女の生活が、精神病院に収監されていた父・チャーリー(マイケル・ダグラス)が退院したことで一変することに!彼はスペインの神父が残した莫大な財宝の話にのめり込んでいたのだった。ミランダはそんな父の財宝探しに付き合わされることに・・・。
出演:マイケル・ダグラス、エヴァン・レイチェル・ウッド、ウィリス・バークスⅡ世、ローラ・カチャーグス、ポール・リーバー、キャスリーン・ウィルホイト、ウィル・ロスハー、アシュリー・グリーン
★★★★★アメリカの良心を感じさせる
ハッキリ言ってものすごい感動しましたねぇ。こんなに感動したのって個人的にコーエン兄弟の『赤ちゃん泥棒』以来です。とりあえずさり気ないんだ。押し付けがましくないわけ。これをやれんのは少なくとも日本では宮崎駿くらいしかいないと思います。伝えたい事は山の様にあるのにその伝え方が分からない。一つや二つじゃ意味が無い。言葉にした途端想いのすべてが嘘になりそうでどうしたらいいのか分からない。例えて言うならそんな映画です。サッパリ分からないでしょ?いいんです。わからなくて。とにかく本当にいい映画なんだ。ジャックタチの「ボクの伯父さん」と同じくらい愛しくてしょうがない。一見何でもない映画に見えるかも知れないけど本当に才能ないと撮れないんだぜ。こういう映画。確固たる技術と深い洞察力。それらに裏打ちされた人間に向ける優しいまなざし。エヴァン・レイチェル・ウッドがサイコーに可愛い!間違いなく代表作です!
★★★★☆ とても良質な映画。
いくつになっても夢ばかり見ているどうしようもない親父と、半ば愛想を尽かした娘。そんな二人が小さな町で宝探しをするというハチャメチャなストーリーです。こんなところで言うことでもありませんが、私はアメリカという国があまり好きではありません。それでも大嫌いになれないただ一つの理由は、こういう素敵な映画を作れる国であるから。親子の愛情を描いた映画を日本人が作ると、とにかく深くしんみりとしたものになってしまうけれど、アメリカ人が作ると何故こうもスッキリとしたすがすがしい映画になるのかが不思議です。最近こういう映画、めっきり減ってしまったけど・・・。
★★★★☆ いい映画
精神を患っている父は、スペインの神父が残したという財宝伝説にとりつかれている。娘はその宝探しに付き合わされる事に・・・。宝探しコメディなんですが、これは今までの同じジャンルの映画とはちょっとテイストが違い、クールでどこか物悲しい雰囲気に魅きつけられました。ストーリー自体はそんなに山あり谷ありではありませんが、それでも私は最後まで飽きる事なく一気に鑑賞できました。これは監督の腕でしょう。音楽も素晴らしい。途中では気付かないかも知れません、所詮コメディですから‥。が、最後まで見終わった後、「もしかしたらいい映画だったのかも知れない。」そんな気持ちにさせてくれる映画です。休日の午後に見る事をオススメします。
★★★☆☆ もっと大切なもの
お宝探しはむしろおまけ程度で、父娘の絆の修復がメインのホームムービー的。コミカル要素も感じてサクサク進む演出がいいです。やはりキャストが注目!マイケル・ダグラス×レイチェルウッド。これだけでももっと話題になっていい作品かと思います。決してありがちな秘境に行くわけでもなく、ショッピングセンター内ってあたりも現代っぽくていいかも。本当の宝物は親子の絆だったと思わせる後味もいい作品。
作品の詳細
作品名:カリフォルニア・トレジャー |
原作名:King of California |
監督:マイク・ケイヒル |
脚本:マイク・ケイヒル |
公開:アメリカ 2007年9月14日、日本 劇場未公開 |
上映時間:93分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1000万ドル |
興行収入:100万ドル |
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