ドラマ

英国総督 最後の家

1947年、インド返還のため最後のイギリス総督に就任したマウントバッテン卿一家と、500人の使用人の住む家では、歴史を動かそうと奔走する人々がいた! 

ストーリー:デリーの総督の家はインドのイギリス統治者の家だった。1947年の6か月間、ルイス・マウントバッテン(ヒュー・ボネヴィル)は、インドを返還する為に、最後の総督の役職を引き受けた。マウントバッテンは娘と妻と2階に住んでいた。下の階には5000人のヒンズ―教徒、イスラム、シーク教徒の使用人が住んでいた。2階では、政治のエリートがインド独立の論議を行い、衝突していた。歴史の瞬間で、世界に大きな影響する破滅的な決断がなされようとしていた。彼らはインドを分断し、パキスタンに新しい国を作り出そうという、人類史上もっとも大きな移民政策を打ち出そうとしていた・・・。

出演:ヒュー・ボネヴィル、ジリアン・アンダーソン、マニシュ・ダヤル、フマー・クレイシー、デヴィッド・ヘイマン、マイケル・ガンボン、サイモン・キャロウ、リリー・トラヴァース、オム・プリ、サイモン・ウィリアムズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 見応え充分

「インドが英国から分離独立」と歴史の年表に一行で記載される歴史的大事件が、総督の家族や異教徒の恋人同士の眼を通じて観ることで、教科書から現実に落としこまれる感覚を味わえました。歴史の裏で、たくさんの犠牲と悲哀があったことがひしひしと伝わってきます。史実にどれ程忠実かにあまりこだわらず、ガンジーやネールなどの偉人も含め、激動の時代に生きた人達のそれぞれの人生のストーリーに想いを馳せた方が楽しめるかも。終盤心痛む映像が多い中で、奇跡の再会に心が救われます。あの状況の中で異教徒達の愛は実るのでしょうか、、2時間もない映画なのに中身が濃く見ごたえありました。

★★★★★ タイトルで損をしている

インド・パキスタンの分離独立を描いた映画。円滑な独立を目指していたイギリス最後の総督マウントバッテン夫妻の苦悩や葛藤と、総督に仕えていた青年ジートと総督の娘の秘書をしていた女性アーリアとの恋愛も同時進行で描かれる。歴史に詳しく無かったが、観ていくうちにどんどん内容に引き込まれた。内容のつまった中身の濃い映画だった。インド独立までの激動の数カ月が良く分かった。

★★★★☆ エンターテイメントとして楽しみ、歴史をもっと知りたいと思った

各俳優さんの演技や舞台となった総督邸と街中の様子、そして恋愛や宗教の違いなど、興味をもって観られた。そういう意味ではエンターテイメントとして十分楽しめた。さらにはこれをきっかけに今まで興味を持てなかったインド、パキスタンのことを調べてみた。ガンジーもネルーも名前と少しのことしか知らなかったから。総督役のボネヴィルはダウントンアビーでのファンだし、X-ファイルのアンダーソンも、さらにはアメリカ生まれのインド系ダヤルも良い味があった。

作品の詳細

作品名:英国総督 最後の家
原作名:Viceroy’s House
監督:グリンダ・チャーダ
脚本:グリンダ・チャーダ
公開:イギリス 2017年3月3日、日本 2018年8月11日
上映時間:106分
制作国:イギリス、インド
製作費:850万ドル
興行収入:1100万ドル
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