最新の液体型爆弾を巡って、テロリストと、FBI捜査官との間で繰り広げられる戦いを描いたアクション・バイオレンス
ストーリー:アメリカの首都ワシントンで、爆弾テロが発生し、上院議員を含む多くの市民が犠牲になった。爆発処理専門のFBI捜査官ダニー・オニール(ピアース・ブロスナン)は、犯行に使われた不可解な爆発物の調査を開始した。現場からはいかなる金属も、科学物質も発見することができず、原因はまったく不明だった。政府は、トチヴェレス上院議員(ロン・シルヴァー)を委員長とする調査委員会を開くが、トラヴェレスと、自分の不仲の妻テリー(リサ・アイルバッハー)との不倫のを知るダニーの心境は複雑だった。やがて第2の事件が発生し、またしても上院議員が爆殺されるが、犯行グループのサビオが逮捕された。サビオの裁判の審理の途中、水差しの水を口にした裁判長が、目を充血させながら苦しみ出し、やがて彼の体は膨張して大爆発を起こした・・・。
出演:ピアース・ブロスナン、リサ・アイルバッハー、ロン・シルヴァー、トニー・プラナ、アル・ワックスマン、ブレント・ジェニングス、フィリップ・ベイカー・ホール
★★★★☆ これは拾い物! 92年アメリカ映画
最新の液体爆弾を駆使するテロリストとFBI捜査官との息詰まる戦いを描いた痛快アクション。液体爆弾が入った飲料水を飲むと体内で化学反応を起こし、人間爆弾となって凄まじい破壊力を発揮するもので、今までの爆弾処理物にはない斬新なアイディアに満ち溢れている。全編爆破シーンのつるべ打ちで、尺も86分と短くスキャナーズ2(90)のクリスチャン・デュゲイ監督がテンポ良くまとめていた。ボンド役のピアース・ブロスナンも良いのですが、本作のFBI捜査官役も負けず劣らずカッコイイです。またベン・クロス(炎のランナー・81)の悪役ぶりはなかなかのものであった。ヒロインにはビバリーヒルズ・コップ(84)のリサ・アイルバッカーが出演。国内では劇場公開され地味な扱いを受けたが、間違いなくおすすめの作品である。
作品の詳細
作品名:ライブ・ワイヤー |
原作名:Live Wire |
監督:クリスチャン・デュゲイ |
脚本:バート・ベイカー |
公開:アメリカ 1992年5月1日、日本 1993年1月23日 |
上映時間:86分 |
制作国:アメリカ |
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