スリラー

ザ・ハッカー

史上最悪の天才ハッカー、キーボード1つで奴は世界を破壊する!

ストーリー:ハッカー対策の第一人者ツトム・シモムラ(ラッセル・ウォン)がハックされた!彼は全米優良企業500社と国防総省等の政府機関コンサルタント、コンピューター物理学者でもある。彼のファイルを手にしたものは、恐るべき力を得る。水道・電気、インフラ設備に侵入し、電話回線をパンクさせ、空路の交通を錯乱。街は停電し、病院や銀行のソフトを組み替え、核戦争を仕掛けることも可能。それが盗まれたのだ!犯人は”クラッカー”と呼ばれる破壊的なハッカー、ケビン・ミトニック(スキート・ウールリッチ)。いくつもの偽名を使い分け、ロス市警・FBI・司法省の捜査網をくぐり抜けてきた男だ。シモムラは彼の正体を調べるため、仲間と協力し、独自の侵入者追跡プログラムを作り、ミトニックを追う・・・。

出演:スキート・ウールリッチ、ラッセル・ウォン、アンジェラ・フェザーストーン、ドナル・ローグ、クリス・マクドナルド、マスター・P、トム・ベレンジャー、ジェレミー・シスト、アマンダ・ピート、カーラ・ブオノ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 娯楽映画としては楽しめるが…

原作は『テイクダウン』ということになっていますが、中身はジョナサン・リットマン著の『FBIが恐れた伝説のハッカー』の内容そのまんまです(確かジョナサン・リットマンは訴えを起こしていたはず)。UNIXやネットワークに関する知識がないと分かりづらい部分がありつつ、逆に知っていると「ん?」と首を傾げてしまうような内容でもあり、中途半端気味です。しかし、この類の映画はあまり見かけないので、個人的にはお気に入りです。原作『テイクダウン』は下村努氏の目線で書かれた自己満足的な内容であることが否めません。個人的には第三者目線で、実は下村氏のコンピュータは以前にも侵入されていたとか、下村氏が裏で日々色々やっていたとか、攻撃コードの提供もしくは攻撃を実行した者が他にいることを認識していながら、何故かケビン・ミトニック氏だけが逮捕されたとか、その辺を追いかけるような映画を観たいなあ。豆知識:主人公の下村努氏は2008年のノーベル化学賞を受賞された下村脩氏のご子息です。映画に下村努氏ご本人が出演されているので要チェック!

作品の詳細

作品名:ザ・ハッカー
原作名:Takedown
監督:ジョー・チャペル
脚本:デヴィッド・ニューマン、レスリー・ニューマン
原作:下村努『テイクダウン―若き天才日本人学者vs超大物ハッカー』
公開:アメリカ 2004年9月24日
上映時間:92分
制作国:アメリカ
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