デルマー・デイヴィス&グレン・フォード主演エルモア・レナードの原作を映像化した異色ウエスタン!
ストーリー:広々とした荒野。そこを行く駅馬車が今日もウエイド一味に襲われた。彼らは家畜の群を使って駅馬車を止めさせ凶行を働いていたのだ。その光景を目撃した牧場主のダン。彼により保安官はウエイドが駅馬車強盗の首領であることを知り、油断しているすきに逮捕。しかし、牢獄のあるユマまで行くには、彼の子分たちから逃れなければならない。そこで保安官の代わりにダンともう一人が護送の役目を買って出ることに・・・。
出演:グレン・フォード、ヴァン・ヘフリン、フェリシア・ファー、レオラ・ダナ、ヘンリー・ジョーンズ、リチャード・ジャッケル、ロバート・エムハート、シェリダン・コメラーテ、ジョージ・ミッチェル、ロバート・エレンスタイン、フォード・レイニー
★★★★★ 嵐を呼ぶ「男の信念」
強盗団の親玉ベン・ウェイド(グレン・フォード)の護送を引き受けた貧しい牧場主ダン(ヴァン・ヘフリン)。ベンとダンが護送列車に乗るまでの二人の心の葛藤を描く。さらに、ダンと妻アリス(レオラ・ダナ)の夫婦愛も見どころ。男の信念が、友情を生み、妻との愛を確固たるものとし、乾いた大地に雨雲まで呼んでしまう物語だ。西部の美しい景色、背後に流れる風のような音楽、感動のラストシーン・・・とてもおもしろい映画だった。
★★★★★ 傑作。
西部劇を観て育った世代ではないが、この作品の影響で西部劇を観るようになった。エルモア・レナードの原作、脚本、主演のグレン・フォード、監督のデルマー・デイヴィス。すべてが最高だ。ジョン・ウェインやジョン・フォードの映画ばかりが西部劇なのではないということを、この作品から教わった。最近リメイクされたものも悪くなかったが、やはりオリジナルを観てほしい。
★★★★☆ 泣きそうになりました。
原作のエルモア・レナードの他作品をずいぶん昔に、読んだ気がしますが、タイトルも内容も忘れてしまいました。笑)西部劇も書いてるとは知りませんでしたね。構図がしっかりしてて、俳優たちの渋い演技も光ります。後半、ホテルの一室での展開では心理戦もあって、いくらかタルイですが、ラストシーンへ、すべてが集約される構成は見事です。泣きそうになりました。
作品の詳細
作品名:決断の3時10分 |
原作名:3:10 to Yuma |
監督:デルマー・デイヴィス |
脚本:ハルステッド・ウェルズ |
原作:エルモア・レナード『『三時十分発ユマ行き』 |
公開:アメリカ 1957年8月7日、日本 1957年9月28日 |
上映時間:92分 |
制作国:アメリカ |
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