ドラマ

フランシス・ハ

モダンダンサーを目指す女性と、彼女の奇妙な友人関係をモノクロの映像で描いたドラマ

ストーリー:ニューヨーク・ブルックリンで親友ソフィー(ミッキー・サムナー)とルームシェアをして、楽しい毎日を送る27歳の見習いモダンダンサー、フランシス(グレタ・ガーウィグ)。ダンサーとしてもなかなか芽が出ず、彼氏と別れて間もなく、ソフィーとの同居も解消となり、自分の居場所を探してニューヨーク中を転々とする。さらに、故郷サクラメントへ帰省、パリへ弾丸旅行、母校の寮でバイトと、あっちこっちへ行ったり来たり。友人たちが落ち着いている事に焦りを覚え・・・。

出演:グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、シャーロット・ダンボワーズ、アダム・ドライバー、マイケル・ゼゲン、マイケル・エスパー、グレイス・ガマー、パトリック・ヒューシンガー、ジョシュ・ハミルトン、マヤ・カザン、ジャスティン・ルーペ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 映画を愛した人が作った映画

冒頭のシーンから印象に残るシーンばかり。音楽の使い方、カット、フランシスの表情。その一つ一つが物語とぴったりあっていて、印象を強めている。移り変わる現実になかなか適応できないフランシスを愛さずにはいられない。

★★★★★ 楽しかった

評価が分かれてるみたいですが、僕は楽しめました。クセの強い主人公なので、始まってすぐ「この人合わないかも」と思った人は、たぶん最後まで見ても、そんな楽しめないのでは・・・。何より会話(の細かいところ)が可笑しい。とりとめもなく自分語りして、自分でオチつけて終わらせる、みたいな。思い通りの人生を送れそうで送れていないところも良い。夢見ていた形とは少し違うけれども、そこに喜びを見出して生きていく、前向きな感じに共感を覚えました。

★★★★☆ 主人公の明るさと行動力に勇気を貰えたかな、

成功せず、結果も出ず、年齢は重ねられ、自分を取り巻く状況は少しづづ悪くなっていく、そんな中で傷つき落ち込みながらも明るさと行動力で人生を突き進む、そんな彼女に惹かれるのは、やはり彼女には素直さという魅力と、いつまでも悩んでいないで次へと進んでいく姿が素敵だからだろう。 男であるとか女であるとかは関係なく、人生を進むのに必要なのもで、自分に欠けているもの、しかしそれは持っていないからしょうがないというものではなく、捨てなければならないちっぽけなプライドを捨てられれば持てる素直さと前向きに生きる時のその人から出てくる明るさ、そして勇気を持てば一歩踏み出せる行動力、そんな誰でもできる、ただやらない事をやってのける彼女の、人生を闘う勇敢さを尊敬できるのだと思う。 それに引き換え自分は・・・とは思わず、自分も一歩踏み出す勇気が欲しい・・・人生詰んでいるな、と思っている人は是非、何かを感じられれば良いですね。

★★☆☆☆ イメージ負け

名前は聞いたことありました。タイトル負けというか、イメージ負けですね。モノクロ、NY、パリ、芸術・・・結構ですが、肝心の映画としての中身がない。見始めたら最後まで見ないと気が済まないタチなので最後まで見ましたが、内容が薄いのでとても長く感じます。他にいい映画はたくさんあるので、2時間使うならほかの映画を勧めます。表面的にNYとかの景色とか生活を見たい、ぐらいの理由でしかあまり見る価値ないと思います。『レディ・バード』の監督なんですね。分かり易すぎる。同じようなだらしなくて適当で当たって砕けろ系の女子の話です。人間関係や登場人物の感情の繊細な表現がないので、映画に入り込めず鑑賞者としてただ不毛な時間を過ごします。ただ、主人公のひたすらな前向きさと行動力と、自己満足を映画化できた監督には尊敬します。なので星2。

作品の詳細

作品名:フランシス・ハ
原作名:Frances Ha
監督:ノア・バームバック
脚本:ノア・バームバック、グレタ・ガーウィグ
公開:アメリカ 2013年5月17日、日本 2014年9月13日
上映時間:86分
制作国:アメリカ
製作費:300万ドル
興行収入:1100万ドル
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