ドラマ

エルヴィスとニクソン ~写真に隠された真実~

米国立公文書館の画像資料の中で最多の閲覧回数を誇る写真とともに永遠に語り継がれる、キング・オブ・ロックンロールとニクソン大統領との面会に隠された、衝撃的かつユーモラスな語られざる真実の物語

出演:ケヴィン・スペイシー、マイケル・シャノン、アレックス・ペティファー、ジョニー・ノックスビル、コリン・ハンクス、エヴァン・ピーターズ、テイト・ドノヴァン、スカイ・フェレイラ、トレイシー・レッツ、アーナ・オライリー、アシュレイ・ベンソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 楽しかった!

エルビス、そんなに好きではなかったですが、なんかいいヤツですね。ちょっと見方が変わりました。空手とかサヨナラとか、こんなに日本文化関係だったのか。でも政治的なメッセージはアメリカ第一でちょっといただけないが、だからこそニクソンと仲良くなれたんだな。ビートルズへの評価も知らなかった。彼ら、知ったときには悲しかったかもですね。いろんな意味で the king と呼ばれてた意味が分かりました。90年代にそれに近いアイコンはマイケルだったんだな、と思いました。イロイロ、楽しかったです。ありがとう。音楽も最高でした。

★★★★☆ ニクソンと写真を撮るだけの映画だが

初めて一人で家を飛び出し、思いつきで大統領に会って連邦保安官のバッジをもらう、ただそれだけの映画ですが、スーパースターだったエルビスの常識をはるかに凌駕する突飛な行動から伝わってくる彼の正直なキャラクターに、ぐいぐいと惹きつけられてしまいます。エルビスには軍歴があり、ヴェトナム反戦運動やドラッグを肯定するヒッピーのムーブメント、そしてそのアイコンであったジョン・レノン、自分の音楽から生まれてしまったそれらのカルチャーを、彼自身が憎み、責任を感じていたことがこの一連の行動に繋がっていたことが映画からも見て取れます。また、初めは会うことに消極的だったニクソンが、エルビスに出会って邂逅していく様がおもしろおかしく、エルビスも打算的にツーショット写真に収まることを突っぱねたり、自分の友人を会わせたり、しかもそれがエルビスだから許されちゃう感じ。当時の彼が大統領さえも手玉に取るスーパースターだったと同時に、それ故の孤独感も要所で織り交ぜられていて、いい映画でした。あと、黒人街のドーナツショップに入って、黒人たちとフェアに談笑する所も、エルビスの人柄を端的に伝えていて、唯一無二のキングに魅了されました。

★★★☆☆ 深く考えず楽しめる休日ムービー

エルヴィス・プレスリーについては、それほど興味が無かったので、なんとは無しにチェックしてみました。エルヴィス自身のことは、作中、深くは触れられていませんが、却って、既存のエルヴィス像を強調するというよりも、あくまでも本作の主人公として仕立てられていて、自然な気持ちで見ることができました。又、マイケル・シャノン演じるプレスリーも、見た目が全く似ていないところが、「プレスリー映画」然としていない雰囲気で、新鮮な気持ちで見ることができます。ニクソン大統領のシーンは冒頭と後半の少しの間だけですが、ケヴィン・スペイシーがはまり役で、政治的な会話もシリアスになりすぎず、終始すっきりとした気持ちで見終えることができました。特別印象に残る作品ではないため星三つですが、オープニングのイメージ映像や、BGMの使い方もなかなかオシャレで、軽快に鑑賞できる良作と思います。

作品の詳細

作品名:エルヴィスとニクソン~写真に隠された真実~
原作名:Elvis & Nixon
監督:リザ・ジョンソン
脚本:ジョーイ・セイガル
公開:アメリカ 2016年4月22日
上映時間:86分
制作国:アメリカ
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