なぜ母は実の娘を誘拐したのか?警察も法も当てにならない中、決死の闘いを挑む母の悲痛な覚悟を描くサスペンス・スリラー!
ストーリー:実娘の誘拐・殺人容疑で、母キャロリン(クリスティナ・コックス)が逮捕された。しかし彼女は、あくまでも娘を助けたのだという。18ヵ月前、飛び級で高校を卒業した16歳の娘ラウラ(ティナ・イヴレフ)は、夏休みに乗馬を習うべく、インターネットで調べとある牧場へ通うことになった。のびのびとした環境で乗馬に夢中になるラウラだったが、秋が近づくにつれなぜか両親に反抗的になっていく。12ヵ月前からは牧場に泊まりがちになり、8ヵ月前には両親に何も告げず、大学を自主退学。それを機に家出をしてしまう。ラウラが牧場にいることは明らかだったが、牧場経営者のマーティは頑としてそれを否定。警察も当てにならないなか、キャロリンは自分たちの手でラウラを奪還しようとするが・・・。
出演:クリスティナ・コックス、ポーラ・トリッキー、ティナ・イヴレフ、マット・コーボイ、マンディ・レヴィン、レベッカ・ケネディ
★★★★★ 迫力の演技で没入感あります。
母娘の愛の物語。ドラマ仕立てで飽きずに最後まで楽しめました。現実味があるストーリーで良かった。
★★★★☆ 洗脳の恐ろしさ
薄気味悪い牧場経営者の夫婦。大人だからこそ異常性を感じ取る事が出来るものの、このようにのめり込んでいく若者は多いと思います。実話ベースなので、大げさな演出が無くてどこかリアル。心の隙につけ込み、なんかおかしいと感じても抜け出せない怖さを上手く演出しています。本来なら悪い噂が立ち牧場の経営が成り立たないと思いきや、そうでもないんですね。それどころか里親申請が検討されているなんて怖すぎる。既に牧場で暮らしている3人の少女の素性が分からなかったが、一体どんな扱いを受けているのか実情は分からない。情報が簡単に手に入る時代でも、どこか怪しく薄気味悪い噂があるのに、今も訪れる人がいるなんて信じられない。乗馬教室という名の違法労働ではないのか。それとも行き場のない子の救いになっているのか。子を持つ親なら、決して他人ごとではない事に気付く作品です。
作品の詳細
作品名:ラストチャンス 救出 |
原作名:Crimes of the Mind |
監督:ジョン・マーロウスキー |
脚本:マレイケ・リッチマン |
公開:2014年5月11日 |
上映時間:84分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
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