宇宙からの隕石の衝突が、一家の運命を変える、それはまさに狂気の始まり!
ストーリー:大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる。奇妙な“色”と共にやってきた巨大な隕石は翌日には忽然と姿を消してしまうが、植えたはずのない花が育ち、作物は異常発達を遂げ、ペットの犬や飼育しているアルパカの挙動がおかしくなっていく・・・。もはや人間にも、その影響を避ける術はない。心身に忍び寄る“色”がもたらす<狂気>は一人、また一人とガードナー家を蝕み始める・・・。すべてを超越し、侵食していく悪夢のような<宇宙からの色>。未知の存在との戦いが今始まる!
出演:ニコラス・ケイジ、ジョエリー・リチャードソン、マデリン・アーサー、ブレンダン・マイヤー、ジュリアン・ヒリアード、エリオット・ナイト、トミー・チョン、クオリアンカ・キルヒャー
★★★★★ ラヴクラフトの意味不明さがよく表現されている気がする。
すごい面白かったし、めっちゃ怖いと思いました。これはB級作品ではないと思います。マゼンタカラーの生命体よりも、極彩色に染まっていく庭と家庭菜園。悍ましくも美しく、恐怖をあおります。母親や動物たちのグロい姿も鳥肌モノ。何も解決しないまま終わるとかスッキリしないといった感想を書いておられる方もいますが、それこそラヴクラフトの作品らしいところだと思います。何がなんだかよく分からないけどゾクゾクとくるやつです。映画として冗長なところも何か所かあって、そういうところはちょっと早送りでOKと思いますが、全体としては満足いく出来栄えでした。
★★★★☆ ニコラス・ケイジが出てても面白い映画です
普通に面白かったです。これを観る前に旧作を観たのですが、やはりこちらの方が断然良い。元々「色彩」などという非物質的なもの、CGの方が合っているような気がします。ラヴクラフトの作品は、着ぐるみよりもCGやSFXで描いた方が面白いのではないかと思うにつけ、時代がやっと彼の想像力に追いついてきたのかなあ、と思ったりします。
★★☆☆☆ 前フリが長い。。。
家族と水のテーマが長引きすぎて未知との遭遇までがやたら長い。ニコラ・スケイジの怪演が売りとのことですが、ニコラスさんは昔から怪演者なのでいつもの感じでブチギレてました。ひとつ心に残ったのは、自分の理想を子供たちに押し付けているだけの父親像にギクリとさせられました。個人的には予告編やパッケージの世界観に引っ張られすぎてしまい、本編には色の汚染や繁殖のような描写が少なく感じてしまったので★2つです。
作品の詳細
作品名:カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇 |
原作名:Color Out of Space |
監督:リチャード・スタンリー |
脚本:リチャード・スタンリー |
原作:H・P・ラヴクラフト『宇宙からの色』 |
公開:アメリカ 2020年1月24日、日本 2020年7月31日 |
上映時間:111分 |
制作国:アメリカ、ポルトガル、マレーシア |
製作費:600万ドル |
興行収入:100万ドル |
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