ドラマ

ルース・エドガー

世界を滅ぼす怪物か? 世界を変える天才か?

人間の謎めいた本質とアメリカ社会の現状をサスペンスフルに描いたヒューマンドラマ

ストーリー:アフリカ系移民の高校生ルース(ケルヴィン・ハリソン・Jr)はオバマの再来と呼ばれる文武両道の優等生だが、ある日教師のウィルソンが彼のロッカーから違法な火薬を発見したことをきっかけに、たちまち疑惑の人物に。家族の中でも、様々な疑念や軋轢が生じ始める。本当にルースに非があるのか?それともウィルソンが彼に偏見を持っているだけなのか?両親にも教師にも自分を信じてもらえずに苦しむルース。果たして、真実を語っているのはいったい誰なのか?

出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、オクタヴィア・スペンサー、ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、ブライアン・ブラッドリー、アンドレア・バン、ノーバート・レオ・バッツ、マーシャ・ステファニー・ブレイク、ノア・ゲイナー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 今年のベストかも

派手なアクションや爆発や作り込んだCGも無く、脚本と芝居の力だけで冒頭からラストまで一瞬も飽きさせずに持っていく素晴らしい作品でした。あんまり大げさに書くと期待値を上げてしまうのですが、不思議な魅力がある映画です。年末に現れた今年のベストです。劇場で観たかった作品です。

★★★★★ なりたい自分と理想像

里親夫婦、黒人教師、難民のルース、そして彼を特別扱いする人々の姿を見ると、アメリカにおける差別意識は根深く、自分本来の姿を見せることが、その身に危険を及ぼすことにつながる、という事実に驚きます。

★★★★☆ シンプルだけど難しい映画

賢い優等生の黒人生徒について、危険人物なのではないかという疑惑が…教師との確執や、養父母との関係、何が真実で何が正しいのか。サスペンスでありながら、難しいテーマを投げかけてきます。アメリカにおける黒人の立場が理解できていないと難しい部分もありますが、それ以外にも何を示唆しているのか分かりにくい箇所などもあり、一度見ただけでは完全に消化できないかもしれないですが、シンプルな映画でありながら見応えを感じます。

作品の詳細

作品名:ルース・エドガー
原作名:Luce
監督:ジュリアス・オナー
脚本:ジュリアス・オナー
公開:アメリカ 2019年8月2日、日本 2020年6月5日
上映時間:108分
制作国:アメリカ
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