ホラー

ハロウィン

恐怖が、忍び寄る

史上最も稼いだインディペンデント映画のひとつとして知られる、記念碑的作品

『ニューヨーク1997』や『遊星からの物体X』『ゼイリブ』で知られるジョン・カーペンター監督の出世作であり、以後多くの映画に多大な影響を与えた殺人鬼映画の金字塔。約32万ドルの製作費に対し初公開時に全米で4,700万ドルもの興行収入を叩き出し、インディペンデント映画史上最も稼いだ作品のひとつとなった。今までに8作もの続編や関連作品が作られている。なお、カーペンター監督作曲によるメインテーマはホラー映画史上最も有名なテーマ曲といえる。

ストーリー:1963年のハロウィンの夜、イリノイ州ハドンフィールドで殺人事件が起こった。マイヤーズ家の長男で6才のマイケルが姉のジュディを殺害したのだ。マイケルは精神病院に送られた。1978年のハロウィンの前夜、マイケルは精神病院を脱走した。生地にもどり、高校生のローリー(ジェイミー・リー・カーティス)の命を狙う。それを阻止しようとする担当医のルーミスはマイケルの病室に残された「Sister」の文字を頼りにハドンフィールドへ向かう。

出演:ジェイミー・リー・カーティス、ドナルド・プレザンス、チャールズ・サイファーズ、ナンシー・ルーミス、P・J・ソールズ、ブライアン・アンドリュース、カイル・リチャーズ、ジョン・マイケル・グレアム、ニック・キャッスル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 手に入れたかった商品!

ホラーものが好きな人のサイトでおすすめをされており、どんな物語なのかと思い購入。ストーリーも雰囲気もキャストもなんだか引き込まれてしまいました。なんてことのない昔のホラー映画なのに、何故でしょうね。

★★★★★ ハロウィン・マスク

ジョン・カーペンターの世界に認められた殺人鬼映画。低予算映画ながら【恐怖】の描写には光るものがある。徹底した視観ビューと粘着質なカメラワーク。これだけで前半部の不吉な雰囲気を視聴者にまとわり憑かせるのだ。後半部の闇夜に浮かぶ白いマスク。これが恐い。恐いのだ。何とも言えない迫力がある。じわりじわりと迫ってくる。この映画、流血シーンはかなり少ないのだがそんなものはどうでもいいといえる。人間は血に恐怖を覚える生き物だがカーペンター監督は血よりも恐い何か本質的な恐怖を演出して見せた。その実例が本作である。人間が生まれ持つ人の業。それがこの映画自体に絡み付いているようだ。

★★★★☆ 予備知識なしで観たほうが…

全体的に仰々しさを排し、抑えた演出が静かな恐怖感を醸し出している本作。他のホラー映画のように派手な血飛沫シーンを期待して観賞すると肩透かしを食うかも知れません。しかし主演のジェイミー嬢。『ワンダとダイヤと優しい奴ら』や『トゥルー・ライズ』の時とほとんど顔立ちに変化なし。この頃から老け顔だったんですね。

作品の詳細

作品名:ハロウィン
原作名:Halloween
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
公開:アメリカ 1978年10月25日、日本 1979年8月18日
上映時間:91分
制作国:アメリカ
製作費:30万ドル
興行収入:6000万ドル
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