サメ映画

オープン・ウォーター2

前作「オープン・ウォーター」から2年。実話を元に、さらに恐ろしくなった海洋サバイバルアクション

ストーリー:メキシコ湾沖、豪華な大型ヨットでクルーズに出た6人の男女。彼らは沖で泳ぎを楽しもうと海に飛び込む。しかし、彼らはヨットに上がるための梯子を出していなかった。その愚かで単純なミスに気づいた時、すべては手遅れだった。パニックに陥り、一人また一人と仲間が力尽きていき・・・。

キャスト:スーザン・メイ・プラット、リチャード・スパイト・ジュニア、アリ・ヒリス、エリック・デイン、キャメロン・リチャードソン、ニクラウス・ランゲ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 楽しむより考えさせられる

ウチポテト族よろしくソファに寝転がって暇つぶしのために見るには、物足りない映画だろう。しかし 様々な状況で追い詰められたり、絶望的な状態に陥った経験のある人には、いろいろと考えさせられる場面が多かったのではないか。いつも斜に構えてB級映画を罵倒するのが常だった私も、最後に女性がよじ登る場面では、知らぬうちに必死に応援していた。誰かが船体の一部に取り付いて、その上に別の人が組体操のようによじ登れば良かっただけのこと。それになかなか気づかなかった登場人物たちを愚かだと罵るか、自分も似たような状況で最善策を思いつかずに失敗した経験を思い出して、感情移入できるか、それは見る人の見方でしょう。私は高く評価します。

★★★★★ 実は隠れた名作!

このパッケージだとB級感がすごくて、とても観る気になれませんが、実話を基にしたということから、興味を持ちました。たまたまTVで深夜放送されており、あまり期待せずに観ました。ちょっとしたミスから、大惨事になっていくという内容になっており、最初から最後まで飽きさせません。本当にありそうなことなのでドキドキハラハラします。それぞれの人物設定もよく考えられており、それぞれの気持ちが良くわかります。自分だったらどうするんだろうと考えてしまいます。とにかく暑い夏に見てほしい1本です!

★★★★★ サメを楽しむ映画では ありません。

人が大海原に投げ出されたら どういった心理になるかを描いた映画です。助かりそうで 誰も助けてくれない。苛立ちや 絶望感から、冷静な判断力を失う。地味な内容ですが、ジワジワきて面白いです。映画『ミスト』が好きな人なら、この映画の魅力がわかるかも!ただ、『ミスト』のような派手な恐怖、グロ過ぎるシーンはありません。地味です!地味な恐怖を是非楽しんで下さい。

★★★★☆  大海原、人間は無力。

たった一つのミスが悲劇を招くわけですが、この「うっかりミス」への持って行き方がうまかったので、「そんなバカな」的なところはなかったです。前作に比べ人数が多いことと、目の前に助かるべき場所があるので「なーんだどうにかしたら助かるじゃん」って思ってしまうのですが、それがどっこいありとあらゆる手段を試してみるも、にっちもさっちもいかないわけです。恐らくは皆さんも考えるような、自分が考えていた手段が次々とでてきては失敗してしまいます。キーワードは船内に赤ちゃんがいること。「もう、だめだ・・・」と諦めるわけにもいかない状況。観てるほうもイライラしつつも、「赤ちゃんは助けないと」という思いから諦める事ができず目を離せないかと思います。星が4つなのは、オチがちょっぴり納得いかなかったから!

★★★★☆ 現実味があってコワイ

たかが梯子を掛け忘れただけで、こんな惨事になるなんて現実味がありすぎてコワイ。まぁもっとも実際の出来事がベースらしいけど・・・。個人的には前作より出来は良かったと思う。なにより赤ん坊の存在がすごく気になった。赤ん坊が泣いてるのにそばに行けないストレスは母親じゃなくてもすごくわかる。一番感情移入が出来た部分だった。ヨットと海だけでこれだけのスリルと緊迫感が表現できるってスゴイ。

★★★☆☆ 喜劇ですか?

おばか過ぎて苦笑してしまう行動が多いですね。第3者として観ているから笑えるんでしょうけど。自分は『グレイズ・アナトミー』の『マーク・スローン』目当てで購入。笑えるパニック映画でした。

★★★☆☆ 1よりはいい。

1より遭難の人数が多いという事もあり、1で感じた描の単調さはいろいろな演出の工夫やエピソードで感じなかった。が、映画が始まって直ぐの「事実を…」というテロップを観せられての観賞で当方もそれなりの気持ちで観てましたが、あまりにもエンターテイメントぽっく逆に嘘臭く感じてしまった。映画のラストで岸まで泳ぐと言った女がどうなったか?などの補足説明やその後の話がないのでよけいにそう感じた。この映画の「事実を…」と言うのは、こんな事が以前にあったのでそれをヒントに映画を作ったていう事でしょう。だったら始めからそんなテロップがないほうがこちらも妙な先入観もなく普通に観れた。

★★☆☆☆ もしも。

『オープン・ウォーター』『オープン・ウォーター 2』ともに、「実話をベースにしている」とのことで、『ジョーズ』などといったサスペンスモノとしてみるには、ドキドキ(パニック)感はいまいち足りないと思います。『戒め』という意味でのおはなしですので、じっくりとした物語を好む人にはお奨めかと。(ドーン!となにかがでてくるわけでもない、静かな恐怖ってやつです)一団体がヨットを使って海に出たのはいいが、梯子をおろすのを忘れてヨットにあがれなくなってしまった、というおはなし。一人がパニックに陥ればそれは伝染し、鮫などの恐怖もまじりあって、ますます緊迫感にあふれる。最初に通路を確保してから海に出ましょう、という教訓。本当にこうなってしまったら、どうすればいいのか。ちなみに、後半の海が荒れるシーンで、みるからにプールでの撮影だよっていうかチープすぎるよもうちょっと波荒れさせろよっとつっこみをいれてしまいました。前回が鮫云々…といいつつ最後がうやむやのままおわってしまったので、今回も似たようなものなのかなあと思っていたら、やっぱりそうでした。実話をベースにしているのならば、助かったシーンをいれてくれても良かったのではないでしょうか…。実話がどんなものかは知りませんが、物語としてつくっているのであれば、救いの手があってくれてもいいのでは…。最後に、『ゾディアック』のようにテロップを流してさ。「これは実話をベースに〜」「実際は〜」とか。今回のラストのほうが印象的ではありました。ああいうおわりかたは個人的にすき。ちょっとグダグダしているシーンが多かったので、そして日本版予告編がふざけすぎていたので★二つです。

★☆☆☆☆ イライラが募るだけの冗長な映画

実話ベースという毎度の小狡いフィクションもさすがに今回の二作目はキツい。一作目は抗えない状況に陥った以降、人間のどんな行動も自然の摂理に呑み込まれる無情な哀愁がありそれなりに楽しめたが今回の2は観ているこっちが呆れるくらいありえないドジな行動とヒステリーの繰り返しでただただ焦れったく途中で観ていて嫌気がさしてきます。前作のようなジワリとくる恐怖も皆無、最後もなにか投げやりな感じで想像に任せるという不明瞭なラストを「これ実話が元だから」と責任逃れに使ってる気さえします。正直、観るだけ時間の無駄と思います。私は観て後悔しました。

作品の詳細

作品名:オープン・ウォーター2
原作名:Open Water 2: Adrift
監督:ハンス・ホーン
脚本:アダム・クルートナー、ディヴィット・ミッチェル
公開:ドイツ 2006年8月10日、日本 2007年7月28日
上映時間:94分
制作国:アメリカ、イギリス、ドイツ
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