英雄アーサー王と円卓の騎士伝説に基づき、騎士ランスロットの視点から、王への忠誠心と王妃グィネヴィアへの許されない恋心を描いた歴史劇ロマンス
ストーリー:レオネス公国の王妃グィネヴィア(ジュリア・オーモンド)はアーサー王(ショーン・コネリー)の妃となるため、王と円卓の騎士たちが治める理想郷キャメロットへと向かった。だが道中、彼女は王の仇敵マラガント一派に襲われてしまう。その窮地を救ったのは、さすらいの若き剣士ランスロット(リチャード・ギア)。彼は王への忠誠を誓い、円卓の騎士として迎えられる。しかしやがて、ランスロットとグィネヴィアは許されないと知りながらも互いに惹かれ合っていく・・・。
出演:ショーン・コネリー、リチャード・ギア、ジュリア・オーモンド、ベン・クロス、ジョン・ギールグッド、リアム・カニンガム、クリストファー・ヴィリアーズ、アレクシス・デニソフ、ラルフ・アイネソン、スチュアート・バンス
★★★★★ リチャード・ギア最高
ショーン・コネリーの存在感が際立っていた。まさしく帝王というのに相応しい不屈の精神と、人としてこうあるべきという理想をかかげながら、ナイトや家臣である兵士達と、法治国家を治めていくアーサー王の貫禄を見事に表現していた。円卓会議で、己よりも大衆の長となる人としての誇りの高さが見ていて小気味よい。スペクタクルな戦闘シーンも見物だが、中世の時代を壮観に再現し、人々の暮らしぶりなども興味深い。ジュリア・オーモンドの姫君から后へ、2人の男性の愛への心のときめきを演じ分けていた。奔放なランスロット役を演じたリチャード・ギアの演技ははじめてみたが、噂にきく美男子ぶりで王への中世と許される后との狭間に苦悩する青年役で交換が持てた。肝試しで武具なしで挑戦するシーンやマラガントの城壁を破るシーンが印象的だった。
作品の詳細
作品名:トゥルーナイト |
原作名:First Knight |
監督:ジェリー・ザッカー |
脚本:ウィリアム・ニコルソン |
公開:アメリカ 1995年7月7日、日本 1996年2月17日 |
上映時間:133分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5500万ドル |
興行収入:1億2700万ドル |
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