内戦下のナイジェリアを舞台に、自国民救助に向かったアメリカ海軍大尉の愛と勇気の決断を描いた戦争ドラマ
ストーリー:ナイジェリアでクーデターが発生し、同国は深刻な内戦状態に突入する。アメリカ政府は、ナイジェリアにいるアメリカ人全員の速やかな救出を指示。ジャングルで難民の治療に当たっている女医リーナ(モニカ・ベルッチ)の救助には、米海軍特殊部隊SEALSのウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)が向かった。任務遂行率100%を誇るウォーターズはリーナのもとに到着するが、彼女は難民を見捨てることはできないと、その場を離れることを頑なに拒否する・・・。
出演:ブルース・ウィリス、モニカ・ベルッチ、コール・ハウザー、イーモン・ウォーカー、ジョニー・メスナー、ニック・チンランド、チャールズ・イングラム、ポール・フランシス、チャド・スミス、トム・スケリット、フィオヌラ・フラナガン
★★★★★ 義
公開以来何度も何度も見てます。冷静なリーダーとして作戦を実行、目的の為規則に則った冷徹なまでの行動を貫くかと思いきや、規定を犯して”義”を貫く行動を起こす際、チームメイトからの反対意見が出るものの”ここで退けるか?”と静かに立ち上がるシーン。これが見たいがために何度も。ミリタリー目線で言うと少し古い装備にはなるのですが、闇夜で歩哨と対峙するシーンはとてもリアルで息を呑みます。
★★★★★ 観て損はしない
遠い異国の地で、肌の色も違う人種同士が民族の違い、宗教の違いでここまで人間が残酷な生き物になるのだと驚いた。今までみた映画でも稀にみるリアリティーのあるストーリー。一度は必ずみるべき。
★★★★☆ もともとダイハード?
もともとは『ダイ・ハード』用に作られた脚本ということですが、非常に面白い作品だと思います。途中の民族浄化のシーンなどはかなり残酷なものがあるが、その他は見事なノンストップ軍隊アクションです。任務遂行を非情な精神でやり遂げてきたネイビー・シールズのLTが、女医さん(モニカ・ベルッチ)に出会うことで人間味を取り戻してゆく役柄をブルース・ウィリスが好演!シールチームの他のメンバーたちもとても格好よく演出されています。でもこのストーリーをどうダイ・ハードに使うつもりだったのかな?
★★★☆☆ 残酷なもの
民主化主義は絶対正義では無いだろう。独裁政権は絶対悪では無いだろう。どちらも人間で作られている。世界のどこかで深刻な大量虐殺が起きている。わたしと残酷な彼らはいったい何が違うんだろう。平和に見える世界で何かが殺されている。わたしたちは常に加害者であり、被害者であるのではないか。
作品の詳細
作品名:ティアーズ・オブ・ザ・サン |
原作名:Tears of the Sun |
監督:アントワーン・フークア |
脚本:アレックス・ラスカー |
公開:アメリカ 2003年3月3日、日本 2003年10月25日 |
上映時間:121分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億ドル |
興行収入:8600万ドル |
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