空軍のエースパイロット“スカイキャプテン”ジョーが、大都市に突如現れた巨大ロボット軍団に戦いを挑んでいく
ストーリー:1939年、ニューヨーク。敏腕の女性記者ポリー・パーキンス(グウィネス・パルトロウ)は科学者の連続失踪事件を追っていた。と、突如、摩天楼の群を謎の巨大ロボット軍団が襲う。「緊急指令!緊急指令!スカイキャプテン出動せよ!」危機を救ったのは超一流の飛行技術を持つエース・パイロット、スカイキャプテンことジョー・サリヴァン(ジュード・ロウ)だった。元は恋人同士だったポリーとジョーは、事件の背後には1人の科学者が企てた恐るべき「明日の世界計画」があることを知る。世界を滅亡から救うためスカイキャプテンの戦いが始まる!
出演:ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロー、アンジェリーナ・ジョリー、ジョバンニ・リビシ、マイケル・ガンボン、バイ・リン、オミッド・ジャリリ、トレヴァー・バクスター
★★★★★ 娯楽映画の粋
全然粗筋も見所もキャストも知らないまま、なんとなく琴線に引っかかるモノを感じて観に行きました。いや楽しかったっ! 終わった瞬間に快哉を叫びました。海底二万マイルや地底探検、地球の頂上の島、失われた世界、ロック冒険記や鉄人28号、サイボーグ009の世界をごたまぜにしたような、科学の織りなす世界に夢を馳せる少年達の願いや希望や恐れが詰まっていた頃の冒険活劇です。父親の書斎で埃を被っていた漫画を引っ張り出して読んだような爽快感がありました。現代の手法でとことん戦前のアナログレトロアドベンチャーを再現したその拘りに乾杯!!全編CGというのは、そういえばそうかな?というくらいで全然気になりませんでした。多少わざとらしい箇所があっても、だって、そういうものだしっ!胡散臭い箇所があっても夢想空想ハチャメチャ冒険活劇だしっ!という勢いで突き進んでいってしまうところも懐かしいあのノリ。ヒーローヒロインの、土壇場まで繰り広げる痴話げんかも可愛いですし、でもちゃんと想ってるんだって証拠をさり気く見せるその見せ方もとても素敵でした。小道具や強力な助っ人登場シーンも、泣けてくる程お約束な型にはまってます。監督と関係者出演者一同の拘り、愛着が作り上げた、昔懐かしいノリをきっちりと踏襲した素敵娯楽映画です。
★★★★★ 面白かった!
始まってすぐは、なんか機械がちゃちくみえるなあとか、たくさんいる巨大ロボットにスカイキャプテン一人でたちむかうの?無理~。とか思ったのですが、見ていくうちにすぐに、どんどん面白くなって、笑いもあり、ひきこまれていきました。ジュードローがと~っても素敵!グィネス演じる新聞記者ポリーは、記者根性がみあげたものと言えるけど、一緒にいるジョー(ジュード・ロー)まで危なくなるようなことまでするから、ハラハラ、イライラさせられます。 アンジェリーナー・ジョリーはどこで出てくるの?と思うくらい後半にちょい役といった感じでしかでてこないのが残念ですが、存在感はたっぷり。素敵な役を演じています。最期まで見てみてください、きっと面白かった~と満足できると思います。
★★★★☆ おもちゃ箱をひっくり返したようなおもしろさ
カッコいいアンジェリーナ・ジョリーが出ている!ということで飛ぶようにして見にいきました。初っ端の第一印象は「はあ?! これがアメリカで1位? アメリカ人だナカッコいいアンジェリーナ・ジョリーが出ている!ということで飛ぶようにして見にいきました。初っ端の第一印象は「はあ?!これがアメリカで1位? アメリカ人だナー(^_^;)」。だって、世界滅亡を企む悪の組織が各国都市を襲うのに、あんな戦闘機1機で歯が立つはずがないですもの。しかし、それは気が早すぎ、早とちりというもの。敵の目的はそんなチンケなものではありません。物語が展開するにつれて、おもちゃ箱をひっくり返したようなおもしろさへと突入していきました。私も「Deep Blue」を見て初めて認識したのですが、鳥は空を飛ぶだけではなく海の中をも“飛ぶ”のです。そして、鳥のような柔軟な翼を持つ“羽ばたき飛行機”はまさに現在開発中(?)の夢の飛行機! 恐らくこういったことがこの原作者は大好きで、よくよく研究もしているのでしょう(でも、飛行ロボットや羽ばたき飛行機をみると、むしろ宮崎駿氏をよく研究しているといったほうがいいのかも?)。それにしても敵の壮大な目的には圧倒されてしまいました。この野望(夢)の大きさも頭脳も技術も桁外れです。それだけ世界や人間に対して失望していたということなのでしょう。アンジェリーナ扮するフランキーはもちろんめちゃくちゃカッコいいのですが、やはりチョイ役の感は否めず、少し残念ではありましたが、彼らの掛け合いは大変おかしくて、最後の最後まで笑わせてくれました。(^_^;)」。だって、世界滅亡を企む悪の組織が各国都市を襲うのに、あんな戦闘機1機で歯が立つはずがないですもの。しかし、それは気が早すぎ、早とちりというもの。敵の目的はそんなチンケなものではありません。物語が展開するにつれて、おもちゃ箱をひっくり返したようなおもしろさへと突入していきました。私も「Deep Blue」を見て初めて認識したのですが、鳥は空を飛ぶだけではなく海の中をも“飛ぶ”のです。そして、鳥のような柔軟な翼を持つ“羽ばたき飛行機”はまさに現在開発中(?)の夢の飛行機! 恐らくこういったことがこの原作者は大好きで、よくよく研究もしているのでしょう(でも、飛行ロボットや羽ばたき飛行機をみると、むしろ宮崎駿氏をよく研究しているといったほうがいいのかも?)。それにしても敵の壮大な目的には圧倒されてしまいました。この野望(夢)の大きさも頭脳も技術も桁外れです。それだけ世界や人間に対して失望していたということなのでしょう。アンジェリーナ扮するフランキーはもちろんめちゃくちゃカッコいいのですが、やはりチョイ役の感は否めず、少し残念ではありましたが、彼らの掛け合いは大変おかしくて、最後の最後まで笑わせてくれました。
★★★☆☆ 潜水には笑った。
深く考えて見る映画ではありません。予告編で面白そうだなとか、CGやそこそこのアクションが好きな人(笑ってしまうアクションが多々ですが・・)は楽しめる映画だとは思います。 ただこの映画で俳優を使う必要があったかどうかは疑問ですね。キャラクター以外、ほぼCGで作成された映像はまあまあ面白いのですけど、いっそのことキャラクターもCGで作っても良かったのではと思いました。 ところで冒頭の飛来してくるロボット軍団は、某日本アニメのロボットのパクリと思われがちですが、これの元祖は米国スーパーマンTVシリーズにて出来たロボットに対するオマージュらしいです。日本もそれに対してのオマージュなので、誤解のないようにね。
作品の詳細
作品名:スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー |
原作名:Sky Captain and the World of Tomorrow |
監督:ケリー・コンラン |
脚本:ケリー・コンラン |
公開:アメリカ 2004年9月17日、日本 2004年11月27日 |
上映時間:107分 |
制作国:アメリカ、イギリス |
製作費:7000万ドル |
興行収入:5700万ドル |
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