スリラー

スネーク・アイズ

ブライアン・デ・パルマ監督の洗練された映像トリックが冴える、傑作サスペンス・アクション!

ストーリー:アトランティック・シティで1万4千人もの観客を集めて行なわれたボクシングの試合を国防長官が観戦した。会場には旧友のケヴィン・ダン中尉(ゲイリー・シニーズ)の招きで会場にやって来た地元の汚職警官リック(ニコラス・ケイジ)の姿もあった。国防省のエリートで国防長官の警護を務めるケヴィンはリックの誇りだった。そんな中、突然事件は起こった。チャンピオンがKOされた瞬間、国防長官が何者かに狙撃されたのだ・・・。

出演:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギノ、スタン・ショウ、ケヴィン・ダン、マイケル・リスポリ、ジョエル・ファビアーニ、ルイス・ガスマン、マイク・スター

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 斬新な切り口で楽しめる映画

初っ端の長回しのシーンは一発撮りなんでしょうか?とても気になります。一度見て、再度見たくなるようなサスペンス作品です。YouTuberの方が紹介してたので、気になったのですが、大満足な作品でした。

★★★★★ 13分間!!

とにかく、冒頭から引き込まれます。初めて見た時は、ニコラス・ケイジがしゃべりまくるので気がつかなかったのですが、なんと冒頭13分間ノーカットなんですヨ。手持ちカメラ持ってニコラス追いかけながら、ずっと撮影されたカメラマンさんスゴイ!内容は、「一体犯人は誰!?」系のサスペンスとでも申しましょうか。単純な正義と悪のお話しではなく、この点も好みです。劇場公開時に話題となった、最後の隠し要素(謎)も見所です。私もすぐにはわかりませんでしたが(がっかり)。これを解き明かそうとするだけで何回も楽しめる、素敵な作品です。

★★★★☆ スネークアイズ

14,000人が見守るボクシング試合で起こる銃殺事件。発端は派手だが、犯人は比較的早い段階で判明するし、舞台規模の割にはこじんまりしたとした印象。だが、犯人が割れたからこそのサスペンスが生まれているし、ブライアン・デ・パルマの映像的テクニックは本作でも健在。クライマックスが今ひとつ盛り上がらない感じもしたが、過度な期待をしなければ十分に楽しめる軽量級の佳作でしょう。

★★★★☆ デ・パルマの真骨頂

初期のデ・パルマ作品を彷彿とさせるB級色の濃いサスペンス作品。また、ニコラス・ケイジはやはりアンチ・ヒーロー的な役柄がよく似合うことを再認識した。

★★★☆☆ ニコラス・ケイジ好きなら。

密室空間でのサスペンス。ハイテクビルや宇宙船、交通手段を断たれた別荘等々、密室サスペンスの舞台には沢山の密室のバリエーションがありますが、この映画では何と長官狙撃事件の捜査のために一万四千人の観客がいるボクシングの試合会場が閉鎖され密室状態になる、というアイデアがすごい。パニックと化し閉鎖された会場でニコラス・ケイジ扮する刑事は、長官暗殺に関わる謎の女性と犯人を追跡する内に親友の陰謀を知り、窮地に立たされます。だらしなくて、不誠実そうな駄目刑事のニコラスが、事件の全貌を知り、犯人と駆け引きをするうちに、徐々に正義に目覚め変化してゆくのが人間的です。最初から正義感を振りかざすヒーロー像と異なり好印象。ただ、クライマックスの犯人との対決が、前半の緊張感に比べるとやや緊迫感に欠けていて、拍子抜けでした。ボクシングや賭博、陰謀、友情と正義と金の間で葛藤する主人公というモチーフは全て男くさく女性としては、共感出来る部分や楽しめる点が一切無いのが残念。でもニコラス・ケイジのファンなら彼の個性的な演技を楽しめるかも。全体的に矛盾や突っ込み所も満載なのに、勢いがある分、細かい事は無視できる、そんな映画でした。

作品の詳細

作品名:スネーク・アイズ
原作名:Snake Eyes
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:デヴィッド・コープ
公開:アメリカ 1998年8月7日、日本 1999年2月27日
上映時間:98分
制作国:アメリカ
製作費:7300万ドル
興行収入:1億300万ドル
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