ミッションは“スパイの交換”! 実話に基づく究極のサスペンス!
ストーリー:アメリカとソ連が一触即発の冷戦状態にあった1950~60年代。ジム・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、保険の分野で実直にキャリアを積み重ねてきた弁護士だった。ソ連のスパイの弁護を引き受けたことをきっかけに、世界平和を左右する重大な任務を委ねられる。それは、自分が弁護したソ連のスパイと、ソ連に捕らえられたアメリカ人スパイの交換を成し遂げることだった。良き夫、良き父、良き市民として平凡な人生を歩んできた男が、米ソの戦争を食い止めるために全力で不可能に立ち向かっていく・・・。
出演:トム・ハンクス、マーク・ライランス、エイミー・ライアン、アラン・アルダ、スコット・シェパード、セバスチャン・コッホ、オースティン・ストウェル、ウィル・ロジャース、ジェシー・プレモンス、デイキン・マシューズ、イヴ・ヒューソン
★★★★★ 弁護士とスパイ、立場は違うけど共通するものがある
主役の弁護士とスパイに共通する不屈の精神と愚直です真っ直ぐな人間性が心に来る。常に正しいわけじゃないけれど、自分に恥じない者であろうとする姿が良かった。
★★★★★ 行間を読ませる手法が活きた名作
確かトムハンクスとスピルバーグのタッグは『プライベート・ライアン』、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』に続いて3作目のはずだが、お互いに年を重ね円熟味が増し、敢えて抑えた演技や展開がこの映画の魅力を高めているように思える。割愛すべきところは大胆に割愛して鑑賞者のイメージを膨らませる趣向を取り入れており、それがまた素晴らしい味となっている。本で言えば行間を読ませる手法とでも言えば理解してもらえるだろうか。推測の域を出ないが、恐らく全て撮影済でありながら、敢えてカットすべきシーンを編集で大胆にカットしていると思われる。東西冷戦下、対峙する国の二人のスタンディング・マン(不屈の男)を見事に描いた名作である。自信を持ってお勧めする。是非ご覧いただきたい。
★★★★☆ 会話劇で派手さは無いが面白い。
スピルバーグ映画では珍しくアクションがほぼ無い会話劇でテンポもそれほど良くないですが、米国、ソ連、東ドイツの捕虜交換における各国の駆け引きが面白いのと、トム・ハンクス演じる主人公が最後まで敵国のスパイの人権を尊重し、軽視されがちな米国の若者の捕虜を含めた全員を救おうと信念を曲げない所に感銘を受けました。
★★★☆☆ 全体的にはいい作品です。
ただ、物語に必要な要素を最低限ずつ引っ張り出してきたような感じで、こうだからこう、こうだからこう、と説明するために各エピソードを挿入した感がありしっかり感情がついてこなかった。歴史的な部分で興味が湧くところはいくつもありました。名作入りは少々難しいが見て損はないと思います。
作品の詳細
作品名:ブリッジ・オブ・スパイ |
原作名:Bridge of Spies |
監督:スティーヴン・スピルバーグ |
脚本:イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン |
公開:アメリカ 2015年10月16日、日本 2016年1月8日 |
上映時間:141分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4000万ドル |
興行収入:1億6500万ドル |
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