ドラマ

ホテル・ルワンダ

「愛する家族を守りたい。」ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った・・・

1994年、アフリカのルワンダでは、長年続いていた民族間の争いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。世界中が黙殺したこの悲劇の中で、ひとりのホテルマンが、殺される運命にあった1200人の命を救っていた・・・。「アフリカのシンドラー」と呼ばれたこの実在の人物は、ルワンダの高級ホテルの支配人を勤めていたポール・ルセサバギナ。行き場のない人々をホテルにかくまい、ホテルマンとして培った話術と機転を頼りに、その命をたったひとりで守り抜いた。主演は『クラッシュ』のドン・チードル、ソフィー・オコネドー、共演にはニック・ノルティ、ホアキン・フェニックスの実力派をキャスティング。監督は『父の祈りを』の脚本を手がけたテリー・ジョージ。そして数々のオリバー・ストーン監督作を手がけた社会派の大物プロデューサー、A・キットマン・ホーがこの感動のヒューマンドラマを映画化した。アメリカでは、数館の公開でスタートしながら、翌月には2300館に拡大公開となる大ヒット。ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞の主要部門でノミネートされるなど、高い作品評価も受けた。日本では、公開を熱望する大規模な署名運動がネットで展開し、公開後も各界著名人の熱狂的な支持が知名度を押し上げ、一気に社会現象化して大ヒット!。

ストーリー:1994年アフリカのルワンダでは、長年にわたるフツ族とツチ族の民族抗争がエスカレートし、ついにフツ族はツチ族の大虐殺を開始。そんな中、ルワンダの高級ホテル支配人を務めるフツ族のポール(ドン・チードル)は、妻タチアナ(ソフィー・オコネドー)がツチ族であることから家族だけでも護ろうとしていたが、彼を頼って集まってきた難民たちを見ているうちに、彼の心の中で何かが変わり、独り虐殺者たちと対峙することに・・・。

出演:ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ジャン・レノ、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス、ファナ・モコエナ、カーラ・シーモア、トニー・キゴロギ、デズモンド・デュベ、ハキーム・ケイ=カジーム

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 凄い映画!!

凄い映画です。ルワンダでの戦争(紛争)の中のホテルのお話です。このような現実が事実として今も世界のどこかで行われているということです。だからこそ事実として本当は受け止めがたきものですが真実を世に知らしめる必要があるということですね。映画の残虐なシーンは遠くから撮っているので、映画の迫力としては欠けていると言えるかもしれません。しかし、目を背けることなく全体を通して最後まで観てもらいたいという強い意志があって、それは監督の善意と良心が反映しているからです。それでも圧倒的な大迫力として胸に迫ってきます。とにかく凄い映画であると言って過言ではないと思います。すべて事実だからです。この映画のようなことが、今は南スーダンで行われているようです。だからこそ誰にも観て頂きたい映画です。

★★★★★ 「この現実を伝えたい」気概を感じさせる作品

恐怖の殺戮の場面が多いかと思ったが、反対に虐殺は、静かに描かれている。クローズアップされているのは、一人のホテルマンが1200人の人々をかくまうために行った、軍や政府関係者との機転の利いた実際のやりとり、そして家族たちとの情愛。この理由を、プレミアムエディションでは、製作スタッフがインタビューの中でこう説明している。「より多くの人たちに見てもらいたかった。それにはエンターテイメントの要素を入れる必要があった」この画面には、現地に生きる人々が多数出演している。当時の生存者も何人も出演しており、死体役のエキストラもいる。同じ虐殺を、擬似にでも再体験することは容易にできることではない。ここに、彼らのもつ「現実を伝えなければならない」という使命感と、その気概を感じる。見てもらいたい。誰もが熱演している。たとえ、それが道端に声なく横たわる役であっても。

作品の詳細

作品名:ホテル・ルワンダ
原作名:Hotel Rwanda
監督:テリー・ジョージ
脚本:テリー・ジョージ
公開:アメリカ 2004年12月22日、日本 2006年1月14日
上映時間:122分
制作国:アメリカ、イギリス、イタリア、南アフリカ共和国
製作費:1700万ドル
興行収入:3300万ドル
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