どちらが先に未来を変える!?
熾烈なる頭脳戦。相手の一手二手先を制し、未来を読み勝て!
ストーリー:FBI特別捜査官のジョー・メリウェザー(ジェフリー・ディーン・モーガン)と若き相棒捜査官(アビー・コーニッシュ)は、連続殺人事件の捜査に行き詰まり、元同僚のアナリスト兼医師ジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)に助けを求める。博士は引退し隠遁生活を送っていたが事件に特別の感情を抱き、容疑者のチャールズ・アンブローズ(コリン・ファレル)を追跡していく。だが並外れた予知能力の持ち主である博士は、この殺人犯が自身以上の能力をもっていることに気付
く・・・。
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、アンソニー・ホプキンス、コリン・ファレル、アビー・コーニッシュ、ジョーダン・ウッズ=ロビンソン、マーリー・シェルトン、ザンダー・バークレー、ケニー・ジョンソン
★★★★★ 行為の意図するところ
アンソニーホプキンス目当てで観ました。超能力者同士の戦闘話なのかと思いきや、もっと深い愛の行為についてのお話でした。もし苦痛にのたうち回るだけの未来が待っているとしたら?残される者が味わう苦悩の深さを知ったとしたら?命に関与する罪深さを越えるものがあるとしたら愛しかないのに、見送った安堵感ではなく消えない哀しみを耐え続けなければならない主人公の姿ががひたすら切なかった。ホプキンスはさすがの重厚感でした。
★★★★☆ テレビドラマにしたら、もっと盛り上がる!
良くも悪くも、テレビドラマの「最終回 2時間スペシャル」みたいな作品です。奇妙な連続殺人事件を追いかければ追いかけるほど犯人の仕掛けた罠にはまっていく不気味さや、見えていること(結果)から意図されたこと(理由)を見つけ出すもどかしさが、全体に静けさが漂う映像とうまく整合していて、高い完成度を感じました。そういう意味で、100分の映画よりも、テレビドラマとして10話くらいの前振りを付けた方が、もっと盛り上がったであろう作品だと思います。
★★★☆☆ 終盤の盛り上がり方がちょっと期待外れ
全体的に結構楽しめましたが。出し抜き合ったり、対決し合ったりと何かどんでん返しが起こるのかと思っていたら、完全に筋書き通りというか予知通りに終わってしまいました。まあ予知能力で予知できない展開になったら、何のための予知能力だよと逆に白けてしまうかもしれませんが、もうちょっとひねりがあってもよかったんじゃないのかなという感じ。ラストに向かってサスペンス要素が減ってくる反面、そこまで登場人物の苦悩が描かれているわけでもないので、あまり人間ドラマという感じもなく、見終わった後なんとなく物足りない。悪くはないけど特に良くもない作品。
作品の詳細
作品名:ブレイン・ゲーム |
原作名:Solace |
監督:アフォンソ・ポヤルト |
脚本:テッド・グリフィン |
公開:アメリカ 2016年12月16日、日本 2018年10月6日 |
上映時間:101分 |
制作国:アメリカ |
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