ドラマ

キングの報酬

選挙運動の裏側に隠された、権力や陰謀を辛辣に描いた社会派ドラマ

ストーリー:選挙運動の仕掛け人ピート(リチャード・ギア)は、劣勢候補者さえも当選させる腕の持ち主。彼は新聞記者をしている別れた妻から情報を仕入れ、大学教授の出馬に協力するが、やがて選挙運動の裏に隠された陰謀を知り・・・。

出演:リチャード・ギア、ジュリー・クリスティ、ジーン・ハックマン、ケイト・キャプショー、デンゼル・ワシントン、E・G・マーシャル、ベアトリス・ストレイト、フリッツ・ウィーヴァー、J・T・ウォルシュ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 見た当時はとっても新鮮な設定だったけれど…

大統領選には凄腕のプロデューサーがいるなんていまじゃ子供でも知ってることだろうけれど、この映画観たときには「へ~」の連続でした!すみません無知で。でもこの胡散臭い役を若き日のギア様がギラギラとてきぱきと演じているのはなかなかの見ものです。この監督さんの映画にしては・・・という評もあるようですが、私はギア様を語る上では大事な1作だと思います。

★★★☆☆ 哀しいかな、期待外れ...

社会派の巨匠シドニー・ルメット作品にしては、はっきり言って凡作。リチャード・ギア、ジーン・ハックマン、デンゼル・ワシントンが出演しているので、それなりに期待してしまうのは当たり前なんですが、其々の人物描写が結構薄っぺらで、ギアとワシントンの絡みなどは「おいおい、それで終わりかよぉ」ってぐらい適当に済ませてしまってます。怪しいオイルダラーが絡んでいるよ、人一人世の中から抹殺してしまうのは簡単ですよ、と仕掛けは豊富なんですが、1時間51分では描き切れず、全て消化不良に終わってしまいます。ジーン・ハックマンも殆ど添え物的扱いで、別に彼を起用する必要はなかったのではと思っちゃいます。ギアのお相手をする女優陣も年より老けて見える(メイクのせい?)ジュリー・クリスティと怖い顔したケイト・キャップショーではスクリーンの華にもなりません。ノーメイクで熱演したビアトリス・ストレイトには敬意を表しますが。

★★☆☆☆ いまいちでした・・・

言いたいことは伝わってくるが、まるでグッと来ない映画だった。誰にも感情移入できなかったので、どの人が選挙に勝ってもいいや状態だ。終盤、主人公の生き方が変わっても「あらそうですか」と心は冷めたまま。リチャード・ギア演じるピートに親しみを持てなかったのが原因か?魅力的なスターが揃っているのに、テーマが空回りして勿体ない・・。最後まで傍観してしまい、あまり楽しむことのできない映画だった。

作品の詳細

作品名:キングの報酬
原作名:Power
監督:シドニー・ルメット
脚本:デヴィッド・ヒメルスタイン
公開:アメリカ 1986年1月31日、日本 1986年8月29日
上映時間:111分
制作国:アメリカ
製作費:1600万ドル
興行収入:380万ドル
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