投身自殺を図ろうとした“伝説の伊達男ドンファン”を名乗る男の恋愛遍歴を、引退間近の精神科医を交えて描いたラブ・ロマンス
ストーリー:我こそは世界一の伊達男ドンファンである、と言い張る男がいた。男の名はジョン・アーノルド・デマルコ(ジョニー・デップ)。マントに仮面という時代錯誤な格好をしたデマルコは、妄想を疑われ、精神科医のDr.ミックラー(マーロン・ブランド)のセラピーを受けることに。ところが治療する病院側が、かえって彼の存在に魅了されてしまう。特にミックラーは強い感銘を受け、やがて倦怠期の妻との間に、往年の情熱を取り戻していくのだった・・・。
キャスト:ジョニー・デップ、マーロン・ブランド、フェイ・ダナウェイ、ジェラルディン・ペラス、レイチェル・ティコティン、タリサ・ソト、ボブ・ディッシー
★★★★★ 待ってました。
どうして、DVDが出ないんだろうとずっと待っていた作品でした。ジョニーが自ら「僕がやらなきゃいけなかった。」というだけあってはまりまくっています。ずいぶんと以前の作品で何度も観ているにもかかわらずドキドキしながら観てました。ストーリーに大きな起伏はないのですが、ゆったりと心が優しくなり、セクシーなジョニーが堪能できる一石二鳥の作品です。マーロン・ブランドやフェイ・ダナウェイもいい味出してます。
★★★★★ 愛の貴公子に出会った。
ジョニー・デップでなければいけないとさえ思える素敵な作品でした。ジョニーらしさが…なんて偉そうな事は言えないけれど、物語の美しさはうっとりとせずにはいられなかった。 全ての男性がドン・ファンの様であればと願わずには、いられない。間違いさえ起きなければ、ドンファンの様でありたいと世の男性の誰もが思うことだろう。遠い目をしながら、愛についてもう一度考え直したい。いや、治したい。現実と言う夢から覚めるように・・・。
★★★★☆ 素敵すぎるジョニー
マーロン・ブランドが太りすぎなのがちょっと気になるが、話はとても素敵だ。若きジョニーの美しさにうっとり。そして、ブライアン・アダムスの歌がこれまたいい雰囲気をつくっている。ジョニーとマーロン、そしてジョニーとフェイ・ダナウェイの共演で若きジョニーは演技者として力をつけていく。大物に好かれることは確実なステップとなるのだ。『アリゾナ・ドリーム』もそうだが、幻想的なストーリーがジョニーには似合うのだ。年を重ねた彼が今後渋い役で若い俳優を育てていってほしいのだが・・・。
★★★★☆ 女たらしではなく、人たらしなドンファンです。
自分がドンファンだと信じている青年に翻弄されながらも、生きる意欲や妻への愛情を取り戻していく精神科医の姿が面白かった。私にとって『ゴッドファーザー』のイメージしかないマーロン・ブランドが燃え尽き症候群の精神科医、『俺たちには明日はない』のフェイ・ダナウェイが、その妻。二人とも往年の面影が・・・見事にないっ!二人の代表作をもう一度観たくなりました。繊細で、情熱的なドンファンを演じたジョニー・デップは、相変わらず魅力的。そろそろ、食わず嫌いの『パイレーツ・オブ・カリビアン』に、トライしてみます。
★★★☆☆ 時代錯誤の愛の貴公子。でも癒される。
劇中にも出てくる通り、妄想癖でもなく虚言癖でもなく、ロマン病ですね。笑 そんなドンファンに影響されていく精神科医ジャックが妻への愛情をより情熱的に表現していく姿は観ていてなんだかロマンチックな喜びを感じます。^^それだけ自称愛の貴公子ドンファンの愛情への観念は馬鹿げているようでとても深く純心なんだと思います。現代人の愛情からは失われつつある愛情に対するストレートな表現。さり気にフランクにそれでいてシックにロマンチックに浸りたい方にはオススメです。^^でもJ・デップのファンのための映画という域を出ないかな〜という見方も・・・まぁ二時間ないので好奇心だけでも気軽に観れる映画だと思います。^^
作品の詳細
作品名:ドンファン |
原作名:Don Juan Demarco |
監督:ジェレミー・レヴェン |
脚本:ジェレミー・レヴェン |
公開:アメリカ 1995年4月7日、日本 1995年9月30日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2500万ドル |
興行収入:6800万ドル |
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