1枚の写真をきっかけにウクライナへと旅することになった青年が出会った“モノ“とは?
ストーリー:ジョナサン(イライジャ・ウッド)は、家族にまつわる品物をなんでもコレクションしてしまうという一風変わった趣味の持ち主。ある日、祖母からもらった写真をきっかけにウクライナに旅立つことになる。写真に写った祖父の命の恩人だという女性を捜すために。そんな彼を現地で出迎えたのは、ブロークンな英語しか話せない通訳兼ガイド、目が見えないと主張するドライバー、そして犬嫌いのジョナサンをお構いなしに吠えまくる盲導犬・・・。強烈なカルチャー・ショックを受けながらも、祖父の足跡を辿るジョナサンは、やがて思いもしなかった過去の物語を紐解いていくのだった・・・。
出演:イライジャ・ウッド、ユージン・ハッツ、ボリス・レスキン、ラリッサ・ローレット
★★★★★ 見て欲しい
ロードムービーにありがちな自分探し、自分のルーツ探しのお話。現地で知り合ったご機嫌なやつと一緒に旅を進めていく。ウクライナのすばらしい景色や、現地の人たちの匂いがいい。自分の祖母の死をきっかけに祖父の形見の写真を入手。それをもとにアメリカから生まれ故郷のウクライナへ。自分のルーツ。日本人的にはあまりない発想。戦争などのリアルな話を、主人公のようなちょっと固い人間がストレートに語るのではなく、良いキャラのウクライナ人のアレックスがソフトに語るからこそ逆にリアルだ。初めはよくある感じの「右から入って左から抜けていく」類の映画かなぁと思っていた。だけど見終わった後はほんとに見てよかったと思った。演技、音楽、脚本、センス、全てにおいてわざと臭さが無い。ウクライナに限らず、自分もいろんな場所に行きたいと思った映画。
★★★★☆ 基本的にはロードムービー、そして反戦映画です。
全体的に静かな感じの映画です。ハリウッドの高予算作品とは真逆の作品です。見終わった後に余韻が少し残る佳作です。
作品の詳細
作品名:僕の大事なコレクション |
原作名:Everything Is Illuminated |
監督:リーヴ・シュレイバー |
脚本:リーヴ・シュレイバー |
公開:アメリカ 2005年9月16日、日本 2006年4月29日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:700万ドル |
興行収入:360万ドル |
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