ボストンの美術館からモネの名画を盗み出せ! ワケあり家族が挑んだ痛快度100%の大強奪ミッション!
ストーリー:天才的贋作画家レイ(ジョン・トラヴォルタ)は、ガンに罹った息子のウィル(タイ・シェリダン)の側にいたいがため、組織のボスに手をまわして早期出所をする。その代償として、ボスはボストン美術館のクロード・モネの絵を盗み、レイの描いた偽物とすり替えるように命じる。ミッション実行までの期限は3週間。レイは贋作に挑みつつ、限りある生命のウィルと時間を過ごす。レイに目をつけた警官がつきまとい、ギャングが監視するなか、レイは詐欺師の父ジョセフ、ウィル、幼なじみのカールの4人で、アッと驚く作戦を実行に移していく・・・。
出演:ジョン・トラヴォルタ、タイ・シェリダン、クリストファー・プラマー、アビゲイル・スペンサー、アンソン・マウント、マーカス・トーマス、ジェニファー・イーリー
★★★★☆ これはサスペンスではなく、家族愛を描いたドラマである
大袈裟な副題とジャケット写真のせいで、手に汗握るサスペンスかと思われてるような気がしますが、これはあくまでも家族ドラマで、息子役に『グランド・ジョー』のタイ・シェリダンを起用してる所にも如実に現れています。いくらでも、派手な展開に出来る題材を広げ過ぎる事も無く、しっかりと人間ドラマを主軸に置き丁寧に描ききります。トラボルタが悪党をバッタバッタと倒してしまえば、ジェイソン・ステイサムやスタローンの映画になっちゃうし(笑)、クライマックスの美術館潜入が盛り上がり過ぎると、今度はトム・クルーズやジョージ・クルーニーの出番になっちゃうので、これ位が丁度いいのかも(笑)家族で盗みってのも賛否両論かも知れませんが、自分はこの家族を応援せずにはいられませんでした。決して何度も見たくなるような映画ではありませんが、出会えて良かった作品です。ラストシーン、息子の問いに対してトラボルタがそれを言うのか、言わないのか・・・なんとも切なくてハートフルな物語でした。
作品の詳細
作品名:THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション |
原作名:The Forger |
監督:フィリップ・マーティン |
脚本:リチャード・ドヴィディオ |
公開:アメリカ 2015年4月24日、に本 2016年6月18日 |
上映時間:92分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1100万ドル |
興行収入:1600万ドル |
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